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参考資料4 ヒト受精胚等へのゲノム編集技術等を用いる研究に関する合同会議(再設置:第1回)の資料一式 ※参考資料1~3、8、9を除く (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27228.html
出典情報 ヒト受精胚等へのゲノム編集技術等を用いる研究に関する合同会議(再設置第2回 8/3)《厚生労働省》《文部科学省》
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【母体保護法指定医師】
都道府県の区域を単位として認定された社団法人たる医師会の指定する医師(以下
「指定医師」という。)は、次の各号の一に該当する者に対して、本人及び配偶者の同意
を得て、人工妊娠中絶を行うことができる。(母体保護法 第三章第十四条)
<マ行>
【未受精卵】
未受精の卵細胞及び卵母細胞(その染色体の数が卵細胞の染色体の数に等しいものに
限る)をいう。(「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」(平成 12 年法律第
146 号)第二条第一項第三号)
【ミトコンドリア病、ミトコンドリア遺伝病、ミトコンドリア[脳]筋症】
ミトコンドリア DNA は、約 17,000 塩基対からなる環状 DNA で核 DNA とは独立した自
己複製能力を有する。ミトコンドリア DNA の異常による遺伝病をミトコンドリア遺伝病
と呼ぶ。ミトコンドリアは、心臓、腎臓、中枢神経、骨格筋に多量に存在するため、ミ
トコンドリア遺伝病は、心筋症、尿細管障害、中枢神経障害、ミオパシーのかたちをと
ることが多い。母系遺伝(母性遺伝:Maternal Inheritance)することが特徴である。
ミトコンドリアは、エネルギー産生の場であるので、その機能低下は主としてエネル
ギー依存性が高い骨格筋に異常をきたす。そのため、ミトコンドリア筋症(Mitochondoria
Myopathy)と呼ばれていたが、中枢神経症状も高頻度に合併するので、現在ではミトコ
ンドリア脳筋症あるいはミトコンドリア病(Mitochondorial Disease)と呼ばれること
が多い。(南山堂医学大辞典 18 版、2,036 頁)
<ヤ行>
【融合】
受精以外の方法により複数の細胞が合体して一の細胞を生ずることをいい、一の細胞
の核が他の除核された細胞に移植されることを含む。(「ヒトに関するクローン技術等の
規制に関する法律」(平成 12 年法律第 146 号)第二条第一項第二十一号)
【優生】
優良な生命・生体の意。(広辞苑第5版、2,712 頁)
(参考)
優生学:人類の遺伝的素質を改善することを目的とし、悪質の遺伝形質を淘汰し、優
良なものを保存することを研究する学問。(広辞苑第5版、2,712 頁)
【余剰胚】
不妊治療のために作られた体外受精卵であり廃棄されることの決定したヒト胚。
(「ヒ
ト胚性幹細胞を中心としたヒト胚研究に関する基本的考え方」(平成 12 年3月6日科学
技術会議生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会))
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