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資料4 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について(第93回提出資料) (131 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25879.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第94回 5/30)《厚生労働省》
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科学的介護の取組の推進
LIFE(科学的介護情報システム)の概要


介護サービス利用者の状態や、介護施設・事業所で行っているケアの計画・内容などを一定の様式で入力すると、インター
ネットを通じて厚生労働省へ送信され、入力内容が分析されて、当該施設等にフィードバックされる情報システムである。



平成28年度から運用を開始したVISITと令和2年度から運用を開始したCHASEを統合し、令和3年度より運用を開始
した。令和3年度の介護報酬改定において、LIFEの活用を要件とする加算が創設された。全国の介護施設・事業所が対
象であり、希望があれば利用申請の後に利用可能となる。



介護施設・事業所はこの仕組みを活用してPDCAサイクルの推進・ケアの質の向上に取り組むことができる。

LIFEにより収集・蓄積したデータの活用
• LIFEにより収集・蓄積したデータは、フィードバック情報としての活
用に加えて、施策の効果や課題等の把握、見直しのための分析
にも活用される。
• LIFEにデータが蓄積し、分析が進むことにより、エビデンスに基づい
た質の高い介護の実施につながる。
• 現在、全国集計値のみをフィードバックしているが、データの集積に
伴い、今後事業所単位、利用者単位のフィードバックを順次行う
予定である。
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