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【資料1】介護人材確保に向けた処遇改善等の課題 (6 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66848.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第250回 12/12)《厚生労働省》 |
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これまでの分科会における主なご意見③
<介護人材確保に向けた処遇改善等の課題>
※ 第249回介護給付費分科会でいただいたご意
見について事務局の責任で整理したもの
(生産性向上・業務効率化の取組)
○処遇改善に当たっては、職場環境の改善業務の効率化、テクノロジーを活用した職員の業務負担の軽減やケアの質の向
上に資する取組など、介護事業の体質強化につながるような施策とセットで進めるべき。こうした生産性向上などの取
組に率先して取り組んでいるところに重点化することや、より上位の加算の算定などのインセンティブにつながるよう
な要件の見直しもセットで行っていくべきではないか。
○人材確保に向けては、処遇改善だけでなく、生産性向上や業務効率化への一層の取組も必要。ICT・AIやロボットの各
種テクノロジーの導入に取り組むことで、現場の負担軽減だけではなく、利用者に対するサービスの質の向上にもつな
がるため、事務的な作業の効率化などにより、利用者本人と向き合う時間が増えるような取組を進めることが必要。
○処遇改善と併せて、処遇環境の改善や生産性の向上も重要。ICT、DXの活用や業務効率化、働きやすいシフト管理、研
修、育成の充実など、現場では様々な改善努力が進んでいるが、これらの取組は、一定のコストやマンパワーを必要と
するため、こうした取組を行う事業者が正当に評価されると、介護現場の働きがいの向上と質の向上の双方につながる
のではないか。
○人員不足の中、限られた人員でも質の良いサービスを提供するためには、介護現場の負担軽減のためのテクノロジーの
活用は不可欠であり、その導入・運用に必要となる財政的措置や技術的支援を行うことが必要。今般の補正予算案にも、
介護テクノロジー導入支援事業を昨年から拡充する形で盛り込んでいただいているが、介護現場の生産性向上が進むよ
う引き続き支援をお願いしたい。
○効率化はあくまで現場の負担を減らし、介護職員が働き続けられる環境を整えるものであり。決して人を減らすための
効率化であってはならない。
○職場環境改善、生産性向上の取組の本質的な目的は、介護サービスの質の確保・向上であり、例えばテクノロジーの導
入や職員の働く環境の整備については、あくまでの手段であるため、介護サービスの質の確保・向上がどのように果た
されているかを見ていく必要がある。介護の現場は、利用者にとっては生活の場であり、その生活の場における利用者
の人たちの生活の質というのをきめ細かな形で評価していくべきであり、今後はそうした検討も必要ではないか。
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<介護人材確保に向けた処遇改善等の課題>
※ 第249回介護給付費分科会でいただいたご意
見について事務局の責任で整理したもの
(生産性向上・業務効率化の取組)
○処遇改善に当たっては、職場環境の改善業務の効率化、テクノロジーを活用した職員の業務負担の軽減やケアの質の向
上に資する取組など、介護事業の体質強化につながるような施策とセットで進めるべき。こうした生産性向上などの取
組に率先して取り組んでいるところに重点化することや、より上位の加算の算定などのインセンティブにつながるよう
な要件の見直しもセットで行っていくべきではないか。
○人材確保に向けては、処遇改善だけでなく、生産性向上や業務効率化への一層の取組も必要。ICT・AIやロボットの各
種テクノロジーの導入に取り組むことで、現場の負担軽減だけではなく、利用者に対するサービスの質の向上にもつな
がるため、事務的な作業の効率化などにより、利用者本人と向き合う時間が増えるような取組を進めることが必要。
○処遇改善と併せて、処遇環境の改善や生産性の向上も重要。ICT、DXの活用や業務効率化、働きやすいシフト管理、研
修、育成の充実など、現場では様々な改善努力が進んでいるが、これらの取組は、一定のコストやマンパワーを必要と
するため、こうした取組を行う事業者が正当に評価されると、介護現場の働きがいの向上と質の向上の双方につながる
のではないか。
○人員不足の中、限られた人員でも質の良いサービスを提供するためには、介護現場の負担軽減のためのテクノロジーの
活用は不可欠であり、その導入・運用に必要となる財政的措置や技術的支援を行うことが必要。今般の補正予算案にも、
介護テクノロジー導入支援事業を昨年から拡充する形で盛り込んでいただいているが、介護現場の生産性向上が進むよ
う引き続き支援をお願いしたい。
○効率化はあくまで現場の負担を減らし、介護職員が働き続けられる環境を整えるものであり。決して人を減らすための
効率化であってはならない。
○職場環境改善、生産性向上の取組の本質的な目的は、介護サービスの質の確保・向上であり、例えばテクノロジーの導
入や職員の働く環境の整備については、あくまでの手段であるため、介護サービスの質の確保・向上がどのように果た
されているかを見ていく必要がある。介護の現場は、利用者にとっては生活の場であり、その生活の場における利用者
の人たちの生活の質というのをきめ細かな形で評価していくべきであり、今後はそうした検討も必要ではないか。
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