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資料5-2 Ⅳ-122 ゲムシタビン[1.4MB] (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-122

<日本におけるガイドライン等>
1)日本臨床腫瘍学会 編. 頭頸部癌がん薬物療法ガイダンス第 2 版. 金原出版; 2018:p 778. 22)
「CQ4. 再発・転移上咽頭癌に対して薬物療法は推奨されるか?」において、下記の通り
本薬について記載されている。
再発・転移上咽頭癌に対する一次薬物療法レジメンとしては、白金製剤併用 2 剤化学療
法が標準治療である。2012 年にそれまでの第 II 相試験で有効とされてきた 、①シスプラ
チン + 5FU(PF)療法、②パクリタキセル + シスプラチン(TP)療法、③パクリタキセル
+ シスプラチン + 5FU 療法、④ブレオマイシン + シスプラチン + 5FU 療法、⑤本薬 + シ
スプラチン(GP)療法の 5 つのレジメンを比較した大規模な後方視的解析(N = 822)の結
果が報告された。
(中略)PF 療法、TP 療法、GP 療法はいずれも一次薬物療法レジメンとし
て有効と結論付けている。
(中略)2016 年に GP 療法をこれまでのみなし標準治療である PF
療法と直接比較した無作為化第 III 相試験(N = 362)の結果が報告された。(中略)これら
の結果を受け、GP 療法が再発・転移上咽頭癌に対する一次薬物療法の標準レジメンと考え
られる。しかし、本邦では 2018 年 4 月時点で上咽頭癌に本薬の保険適用はなく、従来どお
り PF 療法が標準レジメンとして汎用されている。

6.本邦での開発状況(経緯)及び使用実態について
(1)要望内容に係る本邦での開発状況(経緯)等について
本邦において、上咽頭癌に対する本薬の開発は行われていない。
(2)要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態について
(公表論文)
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