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資料1 持続可能性の確保 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66495.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第130回 12/1)《厚生労働省》
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論点⑥

ケアマネジメントに係る給付の在り方

論点に対する考え方(検討の方向性)

○ 11/20部会に示した各パターンに関して、部会での御議論も踏まえつつ、以下のような検討の方向性について、それぞれどのよう
に考えるか。
【幅広い利用者等への利用者負担】
・ サービスの利用者にケアマネジャーの仕事の価値を認識していただくことや、ケアマネジメントが利用者や事業者に十分普及し
ており役割が確立されていること、他のサービスとの公平性の観点、介護保険制度全体の持続可能性を確保する観点等を踏まえて、
利用者が住む場所に関わらず、幅広い利用者に利用者負担を求めることについて、どのように考えるか。
・ また、利用控えの懸念に配慮する観点から、ケアマネジメントの利用者負担の判断に当たって、利用者の所得状況を勘案するこ
とについて、どのように考えるか。
【業務負担のあり方】
・ ケアマネジャーが、専門性を一層発揮できる環境を整備する観点から、個々の利用者へのケアマネジメント業務に注力できるよ
うな取組が必要。特に、法定業務の中でも、給付管理を始めとする事務的な業務については、ケアマネジャーに求められる役割と
の関係等も踏まえて、生産性向上や適切な業務分担のための環境整備等を推進することが考えられる。
・ 給付管理に係る業務については、現場の負担感がある一方、必ずしもケアマネジャーが行わなければならない業務ではないと考
えられるところ、ケアマネジメントに注力できる環境を整備する観点から、ICTによる効率化を図るとともに、介護サービス事
業所の請求事務の代替としての性格が強いことを踏まえ、例えば、ICTによる業務効率化が十分に進展するまでの間、事務に要
する実費相当分を利用者負担として求めることについてどのように考えるか。

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