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総-3個別事項について(その10)人口・医療資源の少ない地域 救急医療 業務の簡素化 (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66368.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第631回 11/28)《厚生労働省》
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診療に係る業務の簡素化に係る課題と論点
(医療DXへの対応を見据えた様式項目の標準化について)
• 診療報酬算定に係る留意事項通知で示す各種様式には共通項目もあるが、記載が統一されていないことが多い。
• 診療報酬改定DX対応方針の4つのテーマの1つである「標準様式のアプリ化とデータ連携」の取組の一環として、診療
報酬に係る留意事項通知で示す76様式のデータテーブルが作成され、一定程度の共通項目の標準化が可能となってい
る。

(業務負担軽減のための様式の整理・見直しについて)
• 診療報酬上求められる記録や書類作成等の業務で簡素化の必要性があるものについて、施設と病棟のいずれも「計画
書作成」が最も多く、次いで施設では「DPCデータ(様式1)の作成」、病棟では「(計画書等)患者や家族等による署名・記
名押印」が多かった。
• 入院診療計画書のように法令上は患者が短期間で退院することが見込まれる場合は作成しなくてもよいとされているが、
診療報酬上は全患者に作成を求めているものがある。
• 規制改革推進に関する答申において、医療機関等又は医師等の負担軽減の観点から、診療報酬上の書面について、
署名又は記名・押印を不要とすること等の可否の検討が求められている。
• 診療報酬上、様式で求める署名又は記名・押印には、それぞれ役割があるが、代替方法が考えられるものもある。

【論点】
(医療DXへの対応を見据えた様式項目の標準化について)
○ 医療DXへの対応を見据え、既存の様式も含め、各種様式の共通項目については、可能な範囲で記載の統一を図るこ
とについて、どのように考えるか。
(業務負担軽減のための様式の整理・見直しについて)
○ 入院診療計画書のような業務負担の大きい計画書やその他煩雑な計画書について、様式の簡素化や運用の見直しを
行うことをどのように考えるか。
○ 各種様式の署名又は記名・押印について、代替方法で担保できるものは廃止することについて、どのように考えるか。

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