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資料3 玉川構成員提出資料 (36 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65921.html |
| 出典情報 | 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第7回 11/14)《厚生労働省》 |
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医師偏在対策に際する課題② 【中堅・ベテラン医師の確保】
地方における医師確保=移住・定住を伴うことの困難性の理解が重要
⚫ 首都圏等からのベテラン医師の地方勤務志向は確実に存在。一方で生活基盤が出来上がっているケース多数
⚫ 二地域居住を可能とする、週4日勤務や主要駅への移動支援などの条件設定次第では、へき地勤務も可能に
⚫ ただし、修学資金等を通じた年間の医師養成数の規模に比較し、他地域からの転入については、移住に際する
ハードルもあるため、その規模については、冷静な見定めが必要
補助制度に加え、「マッチング」体制の整備が同様に重要
⚫ 本県では「医業承継バンク」を運用しているが、マッチングには経験と手間が不可欠
⚫ また、医師招へいのためのドクターバンクの取組に関して、今年度から医師移住・定住支援を機能強化した
が、現地におけるマッチングに際しては、当事者間だけでは合意困難なケースあり。特にへき地診療所での
就業などのケースにおいては、地域医療支援センター(センター長、県職員等)が支援することで、マッチ
ングの実現を後押し
⚫ へき地等で安心して勤務いただくためには、代診支援や地域医療機関との橋渡しなど環境整備も不可欠
医業承継・診療所開設支援に際する課題
⚫ どの視点で政策が寄与するかの知見・分析を深めていくことが重要
⚫ 本県内の実績では、「医業承継バンク」への県外医師の登録は一定数あるが、開業の大部分は、地元大学や近
隣病院からの開業。県外や地域外から転入による開業は少ないのが実際
⚫ 地域におけるプライマリー医療の確保対策としては有用との認識
⚫ 国においては、都道府県間を超えるマッチングの取組を期待
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地方における医師確保=移住・定住を伴うことの困難性の理解が重要
⚫ 首都圏等からのベテラン医師の地方勤務志向は確実に存在。一方で生活基盤が出来上がっているケース多数
⚫ 二地域居住を可能とする、週4日勤務や主要駅への移動支援などの条件設定次第では、へき地勤務も可能に
⚫ ただし、修学資金等を通じた年間の医師養成数の規模に比較し、他地域からの転入については、移住に際する
ハードルもあるため、その規模については、冷静な見定めが必要
補助制度に加え、「マッチング」体制の整備が同様に重要
⚫ 本県では「医業承継バンク」を運用しているが、マッチングには経験と手間が不可欠
⚫ また、医師招へいのためのドクターバンクの取組に関して、今年度から医師移住・定住支援を機能強化した
が、現地におけるマッチングに際しては、当事者間だけでは合意困難なケースあり。特にへき地診療所での
就業などのケースにおいては、地域医療支援センター(センター長、県職員等)が支援することで、マッチ
ングの実現を後押し
⚫ へき地等で安心して勤務いただくためには、代診支援や地域医療機関との橋渡しなど環境整備も不可欠
医業承継・診療所開設支援に際する課題
⚫ どの視点で政策が寄与するかの知見・分析を深めていくことが重要
⚫ 本県内の実績では、「医業承継バンク」への県外医師の登録は一定数あるが、開業の大部分は、地元大学や近
隣病院からの開業。県外や地域外から転入による開業は少ないのが実際
⚫ 地域におけるプライマリー医療の確保対策としては有用との認識
⚫ 国においては、都道府県間を超えるマッチングの取組を期待
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