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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(継続案件) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65310.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和7年度第2回 11/13)《厚生労働省》
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検討の視点

提案の概要

構成員の意見

⑦ 一般用品との区分や介護のあらたな付加価値を付与したも
のであるとの説明本機器については、一般用品として健常者
が使用するには非効率的であり、入浴やシャワー浴が可能な
者にとっては、効果的ではない。ただし、要介護者等でベッ
トから動かさなければ入浴等が出来ない者にとっては、移動
していただく事がリスクであると考えられる。また、本機器
は従来の清拭と違い、ソープを使用する事によって皮膚の汚
れを取ることが想定され、皮膚の保清が保てる。なお、今後
発売予定の「機器専用化粧水」を使用する事に
よって、消臭及び皮膚の生菌の除菌効果が期待できる。
⑧ 水垂やスキンテア(皮膚の裂け)へのリスクへの対応方策
と有効性の検証
水垂の軽減については、本機器の仕様を一部変更し、その
ため、動画での説明、「利用ガイド」(取扱説明書とは別)
書等を作成し、取扱事業者及び本機器に同梱する。
スキンテア(皮膚の裂け)のリスクについては、協力機関
で本機器を直接使用していただき、問題なしとの評価を得て
いる。


○ 水垂の改善が機器的にも図られた点は評価できる。
○ 水垂対策はされたものの、モニター評価の結果からその効
果が確認出来ない。

一般清拭との優位性やどれくらい綺麗になるのかのデータ
一般の清拭との優位性については、
ア)準備や後片付けが簡便であること。
イ)本体の清水タンクに水道水を入れれば、本機器でお湯
が出る機能となっている。
どれくらい綺麗になるのか
ア)一般生菌数による除菌性能比較試験により実証。
イ)使用ソープの成分表(資料2)からもわかるように、
一般に広く用いられているココイルグルタミン酸Naを洗
浄剤として用いている。

⑩ 準備の時間を含め清拭より時間を要するので本当に優位性
があるのか
「準備の時間を含め清拭より時間を要する」との指摘は正
確ではない。「準備の時間を含め」との指摘は、本機器の
操作に時間を要したとの結果である。

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