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資料3 検討を要する福祉用具の種目について(継続案件) (16 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65310.html |
| 出典情報 | 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和7年度第2回 11/13)《厚生労働省》 |
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検討の視点
提案の概要
構成員の意見
〇 とりわけ、洗髪を実施する前に改めてお湯を用意するなど
の作業は、機器使用による保清(洗髪)には必要ないが清拭
(髪・頭皮の清拭)においては、264秒(4分24秒)の
時間を要した。
〇 こうした準備作業の所要時間は、機器使用による保清で4
06秒(6分46秒、清拭では792秒(13分12秒)
と約2倍の所要時間を要する事から大きな負担と言える。
これらの実証結果から、介護における被介護者及び介護者の時間
的負担の軽減が確認できた。 特に、洗髪(髪・頭皮の清拭)、準
備作業・後作業においては、大幅な所要時間の軽減が期待できる。
なお、陰部・臀部の除外は被検証者からの申出による。
【機器の課題と改善について】
【利用の安全性】
1 本機器操作時の「水垂」の改善について
○ 利用が危険と考えられる
(1) 機械的改善
心身の状況が示されている。 本機器においては、その使用時に「水垂」が生じるとの意見が
○使用上のリスクが示され、
あったが、次のような改善を行い「水垂」が生じることが無いよう
対応している。
対策を講じた。
① 清拭用のスポンジの厚みを増して含水量を増やした。
② 水の噴出量と吸取る量を調整した。
(2) 使用者に対する注意喚起
本機器について、本機器の操作を正しく行ってもらうために、取
扱説明書とは別に「利用ガイド」を作成し、正しい使用法について
注意喚起を行う事とした。
この「利用ガイド」は本体に同梱するほか、福祉用具取扱事業者
へも配布する予定。
また、弊社ホームページ等においても使用方法の動画を掲載し
QRコードを読み込むことによって視聴できるようにする予定。
これらの改善・対応により、本検証において「水垂」は殆ど生じ
ていない。また、P37「6実証結果から仮説の立証」「3機器の
操作性について」「(3)本機器を導入している施設職員からの聴
取」による意見からも改善が図られている。
皮膚の発赤に関して
本機器においては。お湯を噴出させるが、その水温は38℃~
45℃の範囲で使用する事ができる。
その際に、お湯の温度による発赤が生じることがあり、このこと
は通常の清拭においても熱いタオルで拭いたり、入浴時にも発赤が
生じることから、特に問題はないと思われる。
(過去の検証において発赤が報告されたが、本機器使用後において
「皮膚剥離」等については報告されていない。)
(利用の安全性)
○ 水垂やスキンテアのリスクについて、機器の改善が施さ
れるとともに、皮膚損傷等が確認されていないことから、
利用の安全性が示されていると言えるのではないか。
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提案の概要
構成員の意見
〇 とりわけ、洗髪を実施する前に改めてお湯を用意するなど
の作業は、機器使用による保清(洗髪)には必要ないが清拭
(髪・頭皮の清拭)においては、264秒(4分24秒)の
時間を要した。
〇 こうした準備作業の所要時間は、機器使用による保清で4
06秒(6分46秒、清拭では792秒(13分12秒)
と約2倍の所要時間を要する事から大きな負担と言える。
これらの実証結果から、介護における被介護者及び介護者の時間
的負担の軽減が確認できた。 特に、洗髪(髪・頭皮の清拭)、準
備作業・後作業においては、大幅な所要時間の軽減が期待できる。
なお、陰部・臀部の除外は被検証者からの申出による。
【機器の課題と改善について】
【利用の安全性】
1 本機器操作時の「水垂」の改善について
○ 利用が危険と考えられる
(1) 機械的改善
心身の状況が示されている。 本機器においては、その使用時に「水垂」が生じるとの意見が
○使用上のリスクが示され、
あったが、次のような改善を行い「水垂」が生じることが無いよう
対応している。
対策を講じた。
① 清拭用のスポンジの厚みを増して含水量を増やした。
② 水の噴出量と吸取る量を調整した。
(2) 使用者に対する注意喚起
本機器について、本機器の操作を正しく行ってもらうために、取
扱説明書とは別に「利用ガイド」を作成し、正しい使用法について
注意喚起を行う事とした。
この「利用ガイド」は本体に同梱するほか、福祉用具取扱事業者
へも配布する予定。
また、弊社ホームページ等においても使用方法の動画を掲載し
QRコードを読み込むことによって視聴できるようにする予定。
これらの改善・対応により、本検証において「水垂」は殆ど生じ
ていない。また、P37「6実証結果から仮説の立証」「3機器の
操作性について」「(3)本機器を導入している施設職員からの聴
取」による意見からも改善が図られている。
皮膚の発赤に関して
本機器においては。お湯を噴出させるが、その水温は38℃~
45℃の範囲で使用する事ができる。
その際に、お湯の温度による発赤が生じることがあり、このこと
は通常の清拭においても熱いタオルで拭いたり、入浴時にも発赤が
生じることから、特に問題はないと思われる。
(過去の検証において発赤が報告されたが、本機器使用後において
「皮膚剥離」等については報告されていない。)
(利用の安全性)
○ 水垂やスキンテアのリスクについて、機器の改善が施さ
れるとともに、皮膚損傷等が確認されていないことから、
利用の安全性が示されていると言えるのではないか。
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