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【資料1-2】薬剤給付の在り方について (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65636.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第202回 11/6)《厚生労働省》
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医療用医薬品と OTC医薬品の薬剤費比較
現状、OTC医薬品が医療用医薬品よりも薬剤費負担が大きい傾向にあり、OTC医薬品を薬局等で購入する者の負担は医師
の処方に基づいて医療用医薬品を入手した者よりも大きく、公平性に課題がある。一方で、仮に特定の医療用医薬品を
保険適用除外とした場合、医療用よりも高いOTCを自己負担で購入するか、薬剤費を全額自己負担することになり、これ
まで保険適用された価格で医療用医薬品を入手していた者にとっては負担増となる。

(医療用医薬品とOTC医薬品の薬剤費の例)

医療用医薬品※1

OTC医薬品
患者自己負担(3
割)

薬剤費※3

花粉症薬

フェキソフェナジン 錠剤 60mg 14
291.2円~803.6円
日分

87.4円~241.1円

743円~2,075円

湿布薬

ロキソプロフェンナトリウム水和物
177.8円~180.6円
テープ 50mg 14枚

53.3円~54.2円

525円~1,958円

非ピリン系感冒剤 散剤 8日分

156.0~218.4円

46.8円~65.5円

1,634円~2,343円

121.2円

36.4円

299円~768円

品目

総合感冒薬

ロキソプロフェンナトリウム水和物
解熱鎮痛薬 錠剤 60mg 4日分

薬剤費※2

※1 医療用医薬品の場合、別途、初診料(291点)、処方箋料(60点)、調剤基本料(45点)、薬剤調整料(24点)、調剤管理料(処方日数に対応した点数)、後発医薬品調
剤体制加算2(28点)等が生じる。
※2 医療用医薬品の薬剤費について、同一品目に複数銘柄がある場合は最も薬価の安いものと最も高いもので算定した場合の薬剤費を記載(薬価は令和7年4月時点のもの)。
※3 OTC薬は購入先やメーカーの違い(ブランド品、それ以外)によって価格は大きく異なる。表中左欄の医療用医薬品の用量・処方日数と同じ規格で販売されているOTC医
薬品について、確認できた範囲における最安値からメーカー希望小売価格までの範囲を記載。

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