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【資料1-2】薬剤給付の在り方について (32 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65636.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第202回 11/6)《厚生労働省》 |
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医療保険部会における主なご意見③
(その他)
○ 高齢化や高額薬剤などの医療の高度化により医療費が増大していくことが見込まれる中では、費用対効果や経済性を
考慮した医薬品の使用促進やOTC類似薬の保険適用除外、低価値・無価値医療の利用の抑制など、保険給付範囲の見直
しについても当然手をつけるべき。
○ 軽症でかつ少額な治療では患者による過剰な医療利用が生じやすいと思われるが、医療保険の在り方として、少額な
治療では患者の自己負担の割合を多くし、高額な医療では必ずしも自己負担を大きくしないという経済学的な考え方を
考慮する必要がある。保険の役割として、小さなリスクより大きなリスクへの保障が重要であり、その原則を国民の皆
様にもご理解をいただく必要がある。
○ 広い範囲を対象として追加の自己負担を求める方法や、保険給付の対象から除外する方法などについて、検討を進め
る必要がある。
○ 必要なときにOTC医薬品を購入できる環境の整備というセルフメディケーション、この適切な推進にも一体的に取り
組むべき。
○ OTCの利用者の立場として、医師の指示の下に市販薬を購入することが望ましく、そうでない場合もお薬手帳を活用
するなど、OTCに係る安全性の確保のための手段を講じていただきたい。
○ 子どもや慢性疾患を抱えている方、低所得の方の患者負担への配慮ということであるが、それだけではなく、市販薬
の過剰摂取の課題、飲み合わせのリスクもあるため、まずは医薬品の適正な使用や副作用などについて国民への情報発
信や意識啓発を強化するとともに、専門職などに相談できる体制の構築を進めていくべき。
○ 子供のいる世帯や低所得世帯への配慮についても、本来は子供のいる世帯や低所得世帯への医療給付にだけ配慮する
のではなく、必要な医療も受けられないほど、医療費も払えないほど困窮しているということであれば、それはあまり
にも所得水準が低過ぎて衣食住いろいろなところに支障が出ている状況であり、現物給付ではなくて所得の再分配に
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よって配慮する問題ではないか。
(その他)
○ 高齢化や高額薬剤などの医療の高度化により医療費が増大していくことが見込まれる中では、費用対効果や経済性を
考慮した医薬品の使用促進やOTC類似薬の保険適用除外、低価値・無価値医療の利用の抑制など、保険給付範囲の見直
しについても当然手をつけるべき。
○ 軽症でかつ少額な治療では患者による過剰な医療利用が生じやすいと思われるが、医療保険の在り方として、少額な
治療では患者の自己負担の割合を多くし、高額な医療では必ずしも自己負担を大きくしないという経済学的な考え方を
考慮する必要がある。保険の役割として、小さなリスクより大きなリスクへの保障が重要であり、その原則を国民の皆
様にもご理解をいただく必要がある。
○ 広い範囲を対象として追加の自己負担を求める方法や、保険給付の対象から除外する方法などについて、検討を進め
る必要がある。
○ 必要なときにOTC医薬品を購入できる環境の整備というセルフメディケーション、この適切な推進にも一体的に取り
組むべき。
○ OTCの利用者の立場として、医師の指示の下に市販薬を購入することが望ましく、そうでない場合もお薬手帳を活用
するなど、OTCに係る安全性の確保のための手段を講じていただきたい。
○ 子どもや慢性疾患を抱えている方、低所得の方の患者負担への配慮ということであるが、それだけではなく、市販薬
の過剰摂取の課題、飲み合わせのリスクもあるため、まずは医薬品の適正な使用や副作用などについて国民への情報発
信や意識啓発を強化するとともに、専門職などに相談できる体制の構築を進めていくべき。
○ 子供のいる世帯や低所得世帯への配慮についても、本来は子供のいる世帯や低所得世帯への医療給付にだけ配慮する
のではなく、必要な医療も受けられないほど、医療費も払えないほど困窮しているということであれば、それはあまり
にも所得水準が低過ぎて衣食住いろいろなところに支障が出ている状況であり、現物給付ではなくて所得の再分配に
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よって配慮する問題ではないか。