最低薬価の新規設定に関する考え方
考え方
• 関係業界からは、最低薬価の新たな区分の設定を要望する剤形として、エキス剤（漢方製剤）、外用塗布剤が挙げられ
ており、点眼点耳点鼻液について、点眼剤の最低薬価への組入れ・区分新設が要望されている。
＜エキス剤（漢方製剤）＞
• 令和５年度又は令和６年度の不採算品再算定において、エキス剤580品目中362品目の薬価の引上げを行っている。
＜外用塗布剤（軟膏剤、クリーム剤、ローション剤等）＞
• 塗布剤は、経口剤、注射剤などの他剤形に比べ、薬価に対する原材料費率が高く、特に包装単位が小さなものはその傾
向が強いという意見がある。
＜点眼点耳点鼻液＞
• 一つの製剤で点眼・点耳・点鼻の複数の用途に用いられる製剤が存在する。
• 点眼点耳点鼻液について、一般的な点眼液と同じ製造工程であるが、現状では点眼剤の最低薬価は適用されておらず、
すでに点眼剤の最低薬価を割り込んでいる品目もある。

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