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65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第7版) (11 ページ)
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出典情報 | 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第7版)(9/30)《日本呼吸器学会》 |
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型特異抗体のブースター効果が確認されている 1 年から 4 年以内に行うことが推奨
される 30,33,34)。
2)PPSV23 接種後の PCV15 の接種間隔
PPSV23 接種後の PCV15 接種について、PCV15 接種によって先行する PPSV23 接種
後以上の免疫応答は得られないものの、1 年の間隔が保たれれば、その安全性には
問題が無いことが確認されている 34)。
6.定期予防接種を中心とした肺炎球菌ワクチン接種
2025 年 9 月以降の接種について(図)
1)PPSV23 未接種者について
PPSV23 未接種で、65 歳の者等及び 60 歳以上 65 歳未満で日常生活が極度に制限
される程度の基礎疾患を有する者が PPSV23 の定期接種の対象となる。未接種者は、
任意接種として PCV20 または PCV21 の接種、あるいは PCV15-PPSV23 の連続接種も
考えられる 30)。PCV15 と PPSV23 の接種間隔については、1 年から 4 年が適切と考え
られる 30,33,34)。第 7 版においては、高齢者における PCV の利用が拡充されたことか
ら、PPSV23 接種後の同ワクチンの再接種を原則として選択肢としない。
2)PPSV23 既接種者について
PPSV23 の既接種者は定期接種の対象外となる。PPSV23 接種後 1 年以上の間隔を
置いて、PCV20 または PCV21 を接種することができる 18)25)。
3)PCV の既接種者について
PCV13 の既接種者は接種後 1 年以上の間隔を置いて PCV20 を接種することができ
る 18)。PCV13、PCV15 あるいは PCV20 の既接種者は、接種後 1 年以上の間隔を置い
て PCV21 を接種することができる 26)。
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される 30,33,34)。
2)PPSV23 接種後の PCV15 の接種間隔
PPSV23 接種後の PCV15 接種について、PCV15 接種によって先行する PPSV23 接種
後以上の免疫応答は得られないものの、1 年の間隔が保たれれば、その安全性には
問題が無いことが確認されている 34)。
6.定期予防接種を中心とした肺炎球菌ワクチン接種
2025 年 9 月以降の接種について(図)
1)PPSV23 未接種者について
PPSV23 未接種で、65 歳の者等及び 60 歳以上 65 歳未満で日常生活が極度に制限
される程度の基礎疾患を有する者が PPSV23 の定期接種の対象となる。未接種者は、
任意接種として PCV20 または PCV21 の接種、あるいは PCV15-PPSV23 の連続接種も
考えられる 30)。PCV15 と PPSV23 の接種間隔については、1 年から 4 年が適切と考え
られる 30,33,34)。第 7 版においては、高齢者における PCV の利用が拡充されたことか
ら、PPSV23 接種後の同ワクチンの再接種を原則として選択肢としない。
2)PPSV23 既接種者について
PPSV23 の既接種者は定期接種の対象外となる。PPSV23 接種後 1 年以上の間隔を
置いて、PCV20 または PCV21 を接種することができる 18)25)。
3)PCV の既接種者について
PCV13 の既接種者は接種後 1 年以上の間隔を置いて PCV20 を接種することができ
る 18)。PCV13、PCV15 あるいは PCV20 の既接種者は、接種後 1 年以上の間隔を置い
て PCV21 を接種することができる 26)。
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