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06参考資料2予防接種に関する基本的な計画 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64340.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第70回 10/7)《厚生労働省》
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第七 予防接種に関する国際的な連携に関する事項
一 基本的考え方
予防接種を取り巻く環境は国内外とも急速に変化しており、国は、WHO、
その他の国際機関及び海外の予防接種に関する情報を有する国内機関との
連携を強化して情報収集及び情報交換を積極的に行う。特に、季節性インフ
ルエンザを始めとする病原体の変異が頻繁に起こる感染症については、流
行する変異株を適切に予測しワクチン製造株等の選定を行う必要があるこ
とから、国内外の病原体の動向の把握に努める必要がある。また、諸外国に
おける予防接種制度や諮問機関の動向及び最先端の研究開発の把握に努め
るよう、取組の強化を図る必要がある。
二 日本の国際化に向けた対応
我が国の国際化の進展に伴い、国は、海外に渡航する者及び帰国する者へ
の対応として、海外の予防接種に関する情報の提供及び海外で予防接種を
受けた者の取扱いに関する検討を行うとともに、増加する在日外国人への
対応として、接種スケジュール及び接種記録に関する情報の複数の言語に
よる提供等について検討を進める必要がある。
また、海外渡航者が予防接種を受けやすい環境の整備について検討する
必要がある。
第八

その他予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する重要事


一 同時接種、接種間隔等の検討
定期の予防接種に位置付けられるワクチンが増え、新たなワクチンも研
究開発されている中、より効果的かつ効率的な予防接種を推進する観点か
ら、同時接種、接種間隔、接種時期及び接種部位に関して一定の検討が進め
られてきたが、同時接種や接種部位については、添付文書の記載や国際的な
動向等も踏まえつつ、引き続き検討する必要がある。
二 関係部局間における連携
予防接種施策の推進に当たり、医療関係者及び衛生部局以外の分野、具体

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