よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


06参考資料2予防接種に関する基本的な計画 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64340.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第70回 10/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

きるよう検討を進める必要がある。
第五

予防接種の研究開発の推進及びワクチンの供給の確保に関する施策を推

進するための基本的事項
一 基本的考え方
国は、国民の予防接種及びワクチンに関する理解と認識を前提として、
国民の健康保持並びに感染症の発生及びまん延の予防のため、「予防接種・
ワクチンで防げる疾病は予防すること」という基本的な理念の下、現に我
が国に存在する疾病に対し、疾病負荷の軽減が図れる等、医療ニーズ及び
疾病負荷等の情報を踏まえ、疫学情報等を基に定期接種化を目指した公衆
衛生上必要なワクチンの研究開発を推進する。なお、国が定めた重点感染
症に対するワクチンの研究開発の推進については、
「ワクチン開発・生産体
制強化戦略」に基づき行われており、引き続き、診断薬・治療薬と合わせ感
染症危機対応医薬品等として、その適切な在り方について重点感染症の議
論の中で対応するものとする。
二 開発優先度の高いワクチン
本基本計画においては、上記のとおり、定期の予防接種の対象とするこ
とを目指し、現に我が国に存在し、疾病負荷が高い感染症を対象とした公
衆衛生上必要性の高いワクチンについて、研究開発の推進を図る。
具体的には、開発優先度の高いワクチンについて、企業における開発状
況や医療ニーズ及び定期接種化の検討に必要な疾病負荷の情報等について、
学会や開発企業等からデータの提出も求めた上で、厚生科学審議会予防接
種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会において、評価・検討の
上、具体的に定めることとする。また、そのリストについて、定期的(五年
に一度程度)に見直しを行うものとする。
開発優先度の高いワクチンについては、定期接種化に関する検討の迅速
化を図るため、開発後、薬事承認前から必要な情報の収集や整理を開始し、
薬事承認後速やかにファクトシートの作成依頼ができるよう検討する。こ
の検討において、不足している知見を特定し、当該知見が創出されるよう、

- 12-