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資料3-1 アレムツズマブ(遺伝子組換え)[814KB] (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00043.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第65回 9/29)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-83
本邦において要望内容に係る開発は行われていない。
(2)要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態について
●臨床試験成績
該当する臨床試験の報告なし。
●使用実態調査
マブキャンパス使用成績調査<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病>(販売開始日~
2024 年 1 月 11 日〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病患者に対する観察終了日〕
)17) 18)
診断名:安全性解析対象症例 179 例のうち診断名は再発又は難治性の慢性リンパ性白血病
が 98 例(54.75%)
、T細胞性前リンパ性白血病が 73 例(40.78%)
、大顆粒性リンパ球増多
症が 3 例(1.68%)
、無顆粒球症、前駆Tリンパ芽球性リンパ腫・白血病、慢性リンパ性白
血病急性転化、原発性免疫不全症候群及び肝脾T細胞リンパ腫が各 1 例(0.56%)であっ
た。
用法・用量:記載なし(使用実態下)
安全性:安全性解析対象症例 179 例中、副作用は 138 例において発現し、副作用発現割合
は 77.09%(138/179 例)であった。主な副作用は、発熱が 59 例( 32.96%)
、血小板数減少
が 30 例(16.76%)
、サイトメガロウイルス血症が 28 例(15.64%)
、好中球数減少が 22 例
( 12.29%)、リンパ球数減少が 20 例(11.17%)、白血球数減少が 18 例(10.06%)、サイト
メガロウイルス感染再燃が 16 例(8.94%)
、サイトメガロウイルス感染及び発熱性好中球減
少症が各 13 例(7.26%)
、悪寒が 12 例(6.70%)
、発疹が 11 例(6.15%)
、蕁麻疹、サイトメ
ガロウイルス検査陽性及び注入に伴う反応が各 10 例(5.59%)であった。 重篤な副作用は
100 例において発現し、発現割合は 55.87%(100/179 例)であった。主な重篤な副作用は、
サイトメガロウイルス血症が 27 例(15.08%)、サイトメガロウイルス感染再燃が 15 例
(8.38%)
、サイトメガロウイルス感染及び好中球数減少が各 13 例( 7.26%)
、発熱性好中
球減少症が 12 例(6.70%)、白血球数減少が 11 例(6.15%)、リンパ球数減少及び血小板数
減少が各 10 例(5.59%)であった。
有効性:治療効果判定は、造血器腫瘍診療ガイドライン 2013 年版に従って、観察期間終了
時点に担当医が、
「完全奏効(complete response:CR)」
「部分奏効(partial response:PR)

「安
定(stable disease)」
「進行(progression)

「評価不能」の 5 段階評価にて判定した。奏効率
は「完全奏効(complete response:CR)
」+「部分奏効(partial response:PR)
」にて評価した。
有効性解析対象症例 95 例(有効性評価不能の 1 例、T-PLL を含む効能又は効果外疾患の 81
例及び用法及び用量外の 6 例の有効性解析除外症例の 84 例(重複有)を除く)での奏効率
は 41.05%(39/95 例)であった。
Kaplan-Meier 推定法により評価した本剤投与開始から 24 週後の生存率は 69.96%(95%信頼
区間:57.95~79.14)であった。
観察期間内に増悪(腫瘍死又は進行)した症例は 33 例(34.74%)であり、Kaplan-Meier 推

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