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【資料1-2】基礎資料 (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63640.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第197回 9/18)《厚生労働省》
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まとめ①
■日本の医療や健康の状況
-健康・長寿の実現

・先進7カ国の中で、最も長い平均寿命と健康寿命を誇る。
・「健康状態」は、生活満足度を判断する際に国民が最も重視する事項の一つ。
-保健医療の利用状況
・医療保険は、療養の給付等に加え、出産育児一時金・出産手当金や傷病手当金などで、人生の様々な局面を支えている。

・外来受診回数は、乳幼児期と高齢者が多い。20歳以降は年齢に応じて増加傾向。 0-4歳と60代前半の外来受診回数は同水準。
・現役世代もがんをはじめとする重篤で高額な医療費を要する疾患に罹患するリスクがある。
・がん患者の3分の1は20~60代でがんに罹患。がんに罹患しながら仕事を続ける者の数は増えており、医療保険は経済の底支え・活性
化にも貢献。
・保険者は、がん検診の補助や特定健診・特定保健指導など予防・健康づくりの取組を実施している。

・妊産婦死亡率・乳児死亡率は世界有数の低率国。出産に要する経済的負担を軽減するため、令和5年から出産育児一時金の増額を実施。
・国際比較をすると、一人当たり医療費や医療費の対GDP比は、高齢化率は際だって高いにもかかわらず、米国やヨーロッパ4国と比
較して高くはないっていない。医療提供体制については、人口当たりの病床数が多く、病床あたりの医療職員数が少ない。また、平均
在院日数が長く、外来診察回数も多い。

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