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【資料3】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後症状について(研究報告、今後の厚生労働省の対応)(報告) (11 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62310.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第96回 9/3)《厚生労働省》 |
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社会経済状況への影響
➢
世帯収入が「増加した・変わらない」と回答した者に対する「減少した」と回答した者の割合は、遷延症状なしと回答した者に
比べて、八尾市の調査では罹患後症状が12-23か月持続したと回答した者で約4.3倍、24か月以上持続したと回答した者で約
1.8倍で、札幌市の調査では罹患後症状が24か月以上持続したと回答した者で約3.4倍であり、有意に高かった。
➢
主観的経済状況が「よくなった・変わらない」と回答した者に対する「悪くなった」と回答した者の割合は、遷延症状なしと回
答した者に比べて、八尾市の調査では罹患後症状が12-23か月持続したと回答した者で約2.1倍、24か月以上持続したと回答し
た者で約2.4倍で、札幌市の調査では遷延症状ありと回答した者で約2.7倍であり、有意に高かった。一方、札幌市の調査では罹
患後症状が24か月以上持続したと回答した者で約2.4倍であったが、有意差は認められなかった。
八尾市
札幌市
2019年と比較した
2019年と比較した
2023年の世帯収入の変化 現在の主観的経済状況の変化
(「増加・不変」に対
(「良化・不変」に対
する「減少」)
する「悪化」)
調整
95%
調整
95%
オッズ比
信頼区間
オッズ比
信頼区間
感染者
罹患後症状あり
3-5か月(n=46)
0.99
6-11か月(n=108)
1.10
12-23か月(n=45)
4.32*
24か月以上(n=67)
1.82*
罹患後症状なし(n=1,655) 0.82
非感染者
遷延症状あり(n=82)
1.24
遷延症状なし(n=842)
Ref
0.49-1.99
0.70-1.75
2.32-8.07*
1.08-3.07*
0.68-1.01
1.42
1.53
2.09*
2.38*
0.89
0.75-2.69
0.99-2.37
1.14-3.86*
1.42-3.97*
0.73-1.08
0.74-2.09
ー
1.53
Ref
0.94-2.50
ー
調整変数:年齢、性、2021年の世帯収入、雇用形態、基礎疾患の有無、同居の有無
2019年と比較した
2019年と比較した
2023年の世帯収入の変化 現在の主観的経済状況の変化
(「増加・不変」に対
(「良化・不変」に対
する「減少」)
する「悪化」)
調整
95%
調整
95%
オッズ比
信頼区間
オッズ比
信頼区間
感染者
罹患後症状あり
3-5か月(n=135)
2.66
6-11か月(n=12)
0.78
12-23か月(n=31)
3.46
24か月以上(n=116)
3.38*
罹患後症状なし(n=1,326) 2.53
非感染者
遷延症状あり(n=64)
2.14
遷延症状なし(n=553)
Ref
0.88-8.02
0.07-8.61
0.88-13.62
1.11-10.31*
0.90-7.10
1.86
0.89
1.17
2.44
1.49
0.74-4.65
0.15-5.30
0.33-4.18
0.97-6.14
0.64-3.46
1.21-3.82
ー
2.71*
Ref
1.57-4.65*
ー
調整変数:年齢、性、2021年の世帯収入、雇用形態、基礎疾患の有無、同居の有無
11
➢
世帯収入が「増加した・変わらない」と回答した者に対する「減少した」と回答した者の割合は、遷延症状なしと回答した者に
比べて、八尾市の調査では罹患後症状が12-23か月持続したと回答した者で約4.3倍、24か月以上持続したと回答した者で約
1.8倍で、札幌市の調査では罹患後症状が24か月以上持続したと回答した者で約3.4倍であり、有意に高かった。
➢
主観的経済状況が「よくなった・変わらない」と回答した者に対する「悪くなった」と回答した者の割合は、遷延症状なしと回
答した者に比べて、八尾市の調査では罹患後症状が12-23か月持続したと回答した者で約2.1倍、24か月以上持続したと回答し
た者で約2.4倍で、札幌市の調査では遷延症状ありと回答した者で約2.7倍であり、有意に高かった。一方、札幌市の調査では罹
患後症状が24か月以上持続したと回答した者で約2.4倍であったが、有意差は認められなかった。
八尾市
札幌市
2019年と比較した
2019年と比較した
2023年の世帯収入の変化 現在の主観的経済状況の変化
(「増加・不変」に対
(「良化・不変」に対
する「減少」)
する「悪化」)
調整
95%
調整
95%
オッズ比
信頼区間
オッズ比
信頼区間
感染者
罹患後症状あり
3-5か月(n=46)
0.99
6-11か月(n=108)
1.10
12-23か月(n=45)
4.32*
24か月以上(n=67)
1.82*
罹患後症状なし(n=1,655) 0.82
非感染者
遷延症状あり(n=82)
1.24
遷延症状なし(n=842)
Ref
0.49-1.99
0.70-1.75
2.32-8.07*
1.08-3.07*
0.68-1.01
1.42
1.53
2.09*
2.38*
0.89
0.75-2.69
0.99-2.37
1.14-3.86*
1.42-3.97*
0.73-1.08
0.74-2.09
ー
1.53
Ref
0.94-2.50
ー
調整変数:年齢、性、2021年の世帯収入、雇用形態、基礎疾患の有無、同居の有無
2019年と比較した
2019年と比較した
2023年の世帯収入の変化 現在の主観的経済状況の変化
(「増加・不変」に対
(「良化・不変」に対
する「減少」)
する「悪化」)
調整
95%
調整
95%
オッズ比
信頼区間
オッズ比
信頼区間
感染者
罹患後症状あり
3-5か月(n=135)
2.66
6-11か月(n=12)
0.78
12-23か月(n=31)
3.46
24か月以上(n=116)
3.38*
罹患後症状なし(n=1,326) 2.53
非感染者
遷延症状あり(n=64)
2.14
遷延症状なし(n=553)
Ref
0.88-8.02
0.07-8.61
0.88-13.62
1.11-10.31*
0.90-7.10
1.86
0.89
1.17
2.44
1.49
0.74-4.65
0.15-5.30
0.33-4.18
0.97-6.14
0.64-3.46
1.21-3.82
ー
2.71*
Ref
1.57-4.65*
ー
調整変数:年齢、性、2021年の世帯収入、雇用形態、基礎疾患の有無、同居の有無
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