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資料1-1_実績評価書案(施策目標Ⅰ-1-1) (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00152.html |
出典情報 | 政策評価に関する有識者会議 医療・衛生WG(第18回 7/14)《厚生労働省》 |
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【達成目標1:医療の質向上に資する医療の質評価・公表等の推進】
・ 指標1については、前年度から約20%予算を削減したことにより協議会の開催回数を見直すこととしたが、協議
の効率化を進め、医療の質向上のための具体的な取組の共有・普及、臨床指標の標準化、臨床指標の評価・分
析支援等を予定通り進めることができたことから、医療の質向上に向けて有効な取組が実施されていると評価でき
る。
・ 指標2については、DPC制度を行っている「医療の質向上に向けた取組」を公表している施設数は増えてきてお
り(令和5年度から約2割増)、医療の質向上のための体制整備事業の取組の普及に向けて有効な取組が実施さ
れていると評価できる。
【達成目標2:地域の実情に応じた歯科口腔保健施策の推進】
・ 指標3については、目標を達成できていることから、口腔の健康の保持・増進に関する健康格差の縮小に対す
る施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標4については、令和4年度、令和5年度ともに過去1年以内に自治体が実施する歯科健診の受診者数が基
準値(令和3年度実績値)を上回っており、地域の実情に応じた歯科口腔保健施策の推進に関する施策が有効に
機能していると評価できる。
【達成目標3:助産師出向の推進、助産所と連携する医療機関確保の推進】
・ 指標5・指標6については、令和2年度から令和5年度まで概ね目標値を達成しており、令和6年度も目標を達
成見込みであることから、助産師出向の推進、助産所と連携する医療機関確保の推進に関する施策が有効に機
能していると評価できる。
【達成目標4:地域医療に配慮した専門医養成の推進、総合診療医センターの設置の推進】
・ 指標7については、目標を大幅に上回っており、その要因としては、日本専門医機構に対する財政支援により、
専門医養成プログラムの評価・認定や専門医の認定等が適切に行われたことが考えられる。
・ 指標8については、目標を達成できていることから、総合診療医センターの設置の推進に対する施策が有効に
機能していると評価できる。
【達成目標5:外国人患者の受入れ環境の整備の推進】
・ 指標9については、目標を達成していることから、外国人患者の受入れ環境の整備の推進に関する施策が有効
に機能していると評価できる。
・ 指標10については、目標を概ね達成しており医療通訳配置病院数は増加傾向にあることから、外国人患者の
受入れ環境の整備の推進に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標11については、目標は達成していることから、外国人患者受入れ環境整備等推進事業における地域にお
ける外国人患者受入れ体制整備等を協議する場の設置等の推進に関する施策が有効に機能していると評価でき
る。
【達成目標6:病院経営管理指標等の医療施設への提供による医療施設の経営改善にかかる自助努力支援や
持分なし医療法人への移行の促進】
・ 指標12については、直近年度において目標を達成していることから、医療施設の経営改善にかかる自助努力支
援に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標13については、目標は達成出来なかったが、その要因としては、持分なし医療法人への移行に対する意思
はあるものの、出資者間の合意形成や認定要件の充足に時間を要している等、法人自身の意思とは別の要因で
認定申請出来ていない法人が多かったためと考えられる。
【達成目標7:女性医師の就業の推進】
・ 指標14については、直近年度において目標を達成できていることから女性医師の就業の推進に関する施策が
有効に機能していると評価できる。
【達成目標8:医療計画に基づく医療提供体制の構築】
・ 指標15・16については、直近年度において目標を達成できていることから救急医療の取組の推進に関する施策
が有効に機能していると評価できる。
・ 指標17については、目標を達成できていることから、災害拠点病院の耐震整備にかかる施策が有効に機能して
いると評価できる。
・ 指標18については、令和5年度に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、同感染症の影響で養成研
修が開催できなかった令和2~4年度に養成予定であった隊員の養成が進んだことにより令和5年度の養成数が
特に多かった。このため、令和6年度は目標(前年度以上)に届かなかったものの、近年はDMAT養成研修は個人
受講(既存チームのメンバーを補充する場合など)の割合が増加しているところ、特に令和6年度は個人受講数が
多く、養成自体は毎年着実に進んでおり、結果、初動時に必要なDMATチーム数は1,392チームと算出されている
のに対し、令和7年4月時点では全国で1,840チームがDMAT指定医療機関に登録されており、DMAT隊員の養成
にかかる施策は有効に機能していると評価できる。
・ 指標19については、目標を達成できていることから、へき地医療拠点病院によるへき地の医療提供体制の構築
に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標20については、直近年度において過去3年度の最高値以下とするという目標を達成していることから、目標
達成に向けて進展があり、周産期医療に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標21については、直近年度において過去3年度の最高値以下とするという目標を概ね達成していることから、
目標達成に向けて進展があり、小児医療に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標22については、目標は達成出来なかったものの、令和5年度以前に選定された区域についても、継続して
支援を行っていること(これまで選定した13道県23区域)、病床数は2015年の約125.1万床から2023年は約119.3万
床となり、2025年に必要と推計した病床数である約119.1万床と同水準となっており、全体として地域医療構想の進
捗が認められる等から、目標達成に向けて進展があり、総合的に地域医療構想の取組の推進に関する施策が有
効に機能していると評価できる。
・ 指標23については、目標を達成見込みであることから地域医療構想の取組の推進に関する施策が有効に機能
していると評価できる。
・ 指標24については、精査中であり判定不能のため、評価は困難である。
【達成目標9:在宅医療・介護連携の推進】
・ 指標25については、目標を達成できていることから在宅医療の提供体制整備に関する施策が有効に機能して
いると評価できる。
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【達成目標1:医療の質向上に資する医療の質評価・公表等の推進】
・ 指標1については、前年度から約20%予算を削減したことにより協議会の開催回数を見直すこととしたが、協議
の効率化を進め、医療の質向上のための具体的な取組の共有・普及、臨床指標の標準化、臨床指標の評価・分
析支援等を予定通り進めることができたことから、医療の質向上に向けて有効な取組が実施されていると評価でき
る。
・ 指標2については、DPC制度を行っている「医療の質向上に向けた取組」を公表している施設数は増えてきてお
り(令和5年度から約2割増)、医療の質向上のための体制整備事業の取組の普及に向けて有効な取組が実施さ
れていると評価できる。
【達成目標2:地域の実情に応じた歯科口腔保健施策の推進】
・ 指標3については、目標を達成できていることから、口腔の健康の保持・増進に関する健康格差の縮小に対す
る施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標4については、令和4年度、令和5年度ともに過去1年以内に自治体が実施する歯科健診の受診者数が基
準値(令和3年度実績値)を上回っており、地域の実情に応じた歯科口腔保健施策の推進に関する施策が有効に
機能していると評価できる。
【達成目標3:助産師出向の推進、助産所と連携する医療機関確保の推進】
・ 指標5・指標6については、令和2年度から令和5年度まで概ね目標値を達成しており、令和6年度も目標を達
成見込みであることから、助産師出向の推進、助産所と連携する医療機関確保の推進に関する施策が有効に機
能していると評価できる。
【達成目標4:地域医療に配慮した専門医養成の推進、総合診療医センターの設置の推進】
・ 指標7については、目標を大幅に上回っており、その要因としては、日本専門医機構に対する財政支援により、
専門医養成プログラムの評価・認定や専門医の認定等が適切に行われたことが考えられる。
・ 指標8については、目標を達成できていることから、総合診療医センターの設置の推進に対する施策が有効に
機能していると評価できる。
【達成目標5:外国人患者の受入れ環境の整備の推進】
・ 指標9については、目標を達成していることから、外国人患者の受入れ環境の整備の推進に関する施策が有効
に機能していると評価できる。
・ 指標10については、目標を概ね達成しており医療通訳配置病院数は増加傾向にあることから、外国人患者の
受入れ環境の整備の推進に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標11については、目標は達成していることから、外国人患者受入れ環境整備等推進事業における地域にお
ける外国人患者受入れ体制整備等を協議する場の設置等の推進に関する施策が有効に機能していると評価でき
る。
【達成目標6:病院経営管理指標等の医療施設への提供による医療施設の経営改善にかかる自助努力支援や
持分なし医療法人への移行の促進】
・ 指標12については、直近年度において目標を達成していることから、医療施設の経営改善にかかる自助努力支
援に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標13については、目標は達成出来なかったが、その要因としては、持分なし医療法人への移行に対する意思
はあるものの、出資者間の合意形成や認定要件の充足に時間を要している等、法人自身の意思とは別の要因で
認定申請出来ていない法人が多かったためと考えられる。
【達成目標7:女性医師の就業の推進】
・ 指標14については、直近年度において目標を達成できていることから女性医師の就業の推進に関する施策が
有効に機能していると評価できる。
【達成目標8:医療計画に基づく医療提供体制の構築】
・ 指標15・16については、直近年度において目標を達成できていることから救急医療の取組の推進に関する施策
が有効に機能していると評価できる。
・ 指標17については、目標を達成できていることから、災害拠点病院の耐震整備にかかる施策が有効に機能して
いると評価できる。
・ 指標18については、令和5年度に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、同感染症の影響で養成研
修が開催できなかった令和2~4年度に養成予定であった隊員の養成が進んだことにより令和5年度の養成数が
特に多かった。このため、令和6年度は目標(前年度以上)に届かなかったものの、近年はDMAT養成研修は個人
受講(既存チームのメンバーを補充する場合など)の割合が増加しているところ、特に令和6年度は個人受講数が
多く、養成自体は毎年着実に進んでおり、結果、初動時に必要なDMATチーム数は1,392チームと算出されている
のに対し、令和7年4月時点では全国で1,840チームがDMAT指定医療機関に登録されており、DMAT隊員の養成
にかかる施策は有効に機能していると評価できる。
・ 指標19については、目標を達成できていることから、へき地医療拠点病院によるへき地の医療提供体制の構築
に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標20については、直近年度において過去3年度の最高値以下とするという目標を達成していることから、目標
達成に向けて進展があり、周産期医療に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標21については、直近年度において過去3年度の最高値以下とするという目標を概ね達成していることから、
目標達成に向けて進展があり、小児医療に関する施策が有効に機能していると評価できる。
・ 指標22については、目標は達成出来なかったものの、令和5年度以前に選定された区域についても、継続して
支援を行っていること(これまで選定した13道県23区域)、病床数は2015年の約125.1万床から2023年は約119.3万
床となり、2025年に必要と推計した病床数である約119.1万床と同水準となっており、全体として地域医療構想の進
捗が認められる等から、目標達成に向けて進展があり、総合的に地域医療構想の取組の推進に関する施策が有
効に機能していると評価できる。
・ 指標23については、目標を達成見込みであることから地域医療構想の取組の推進に関する施策が有効に機能
していると評価できる。
・ 指標24については、精査中であり判定不能のため、評価は困難である。
【達成目標9:在宅医療・介護連携の推進】
・ 指標25については、目標を達成できていることから在宅医療の提供体制整備に関する施策が有効に機能して
いると評価できる。
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