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医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版(本編)(令和4年3月) [1,647KB] (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00002.html
出典情報 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版(令和4年3月)(3/31)《厚生労働省》
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などが挙げられる。特にオンライン外部保存を委託する場合については、医療情報システム
において、オンプレミスばかりではなく、クラウドサービスを利用するケースも増えている
ことから留意点を示す。
クラウドサービスを利用する際の医療情報システムの新規導入・更新や運用は、受託事業
者経由で行うことになるほか、サービスの性格上、サービスに用いている機器等を共同利用
することとなる。そのため、医療情報システムの管理監督や責任分界においても、このよう
な特性を踏まえた管理方法による取決めを行う必要がある。
各例における具体的な考え方は、別冊において示す。

4.4. 技術的対策と運用による対策における責任分界点
医療情報システムの安全を担保するためには、
「技術的な対応(対策)
」と「組織的な対応
(運用による対策)
」を総合的に組み合わせる必要がある。
特に、技術的な対応(対策)は、医療機関等の総合的な判断の下、主にシステム提供側(シ
ステムベンダ及びサービス事業者)を中心に医療機関等と協働で対策を行うことが求めら
れ、組織的な対応(運用による対策)は利用者側(医療機関等)の責任で実施される。

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