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参考資料2 デジタルライフライン全国総合整備計画(案) (37 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi5/gijishidai5.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第5回 4/22)《内閣官房》
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(ロ) 分合流円滑化のための V2X 通信、安定した遠隔監視・運行管理のための
V2N 通信(5G SA(スタンドアローン)等)の通信環境
(ハ) 自動運転に必要な通信の信頼性確保等に必要となるローカル 5G 通信など
の環境
(ニ) 安全かつ円滑に走行するために必要な情報提供システム
(ホ) 車両運行データ等の連携システム
後述(5.3.5 節 先行地域)に記載の地域で実施されるアーリーハーベストプ
ロジェクトや関連する取り組みを中心に設備の整備・検証を進め、関係省庁間で
の連携を強化し、自動運転車の実装に向けて特に以下の項目を中心に議論を加速
する必要がある。
① 自動運転車が安全かつ円滑に走行するために、自動運転車およびコネクテッ
ドカーの位置情報、走行状況、自車の車載カメラ映像や、気象情報、自車以
外のカメラ、LiDAR 等の情報を複数事業者で享受できるような情報提供シス
テムの実装を念頭に置き、アーリーハーベストプロジェクトの中で整備を行
う。
② 路車協調による情報提供システム(高速道路における合流支援・先読み情報
等の提供)の検証を開始し、仕様の策定を目指す。
③ V2X 通信に係る通信規格の検討・策定については、内閣府戦略的イノベージ
ョン創造プログラム(SIP)自動運転において産学官連携で策定した「協調型
自動運転通信方式ロードマップ」を踏まえ、2030 年頃から統一規格に基づく
導入・社会実装に向けた検討を進める。具体的には、アーリーハーベストプ
ロジェクトにおける V2X 通信(760MHz 帯、5.8GHz 帯、5.9GHz 帯の各方
式)に係る検証結果や、総務省「自動運転時代の“次世代の ITS 通信”研究
会」での議論を踏まえ技術基準の策定等を行う。
④ 遠隔監視システムその他の安全かつ効率的な自動運転のために必要な通信シ
ステムの信頼性確保等に関する検証を実施し、その成果を踏まえ、2024 年度
中を目途に、自動運転の導入を検討する地域が参照可能なモデル集を策定す
る。同モデル集に即して、自動運転の実装に当たって通信システムの信頼性
確保等に必要となる地域の情報通信環境の整備を支援する。
⑤ 自動運転サービス支援道等で蓄積したデータを活用した環境モデルを構築
し、開発関係者に広く共有することで、開発関係者がシミュレーション等に
より効率良く安全性検証を行うことが可能となるプラットフォームの構築を
目指す。
・ このため、官民が一体となり自動運行装置の安全性評価における活
用を目指し、2024 年度のアーリーハーベストプロジェクトの実装等
において、当該環境モデルを活用したシミュレーションの妥当性、
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