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参考資料2 デジタルライフライン全国総合整備計画(案) (16 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi5/gijishidai5.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第5回 4/22)《内閣官房》
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は、共通データモデルを上記プロセスで設計することで、より低コストでの業界
間のデータ流通が可能となる。
(共通識別子)
異なる表現形式で属性情報を有し、業界やシステムを横断して存在するデータ
を効率的に検索及び統合するためには、共通識別子を整備し、探索空間を圧縮す
ることが重要である。
デジタルライフラインの整備においては、例えば位置情報を含むデータの蓄積
及び伝達が必要になる場合が考えられるが、それらを収集・取得、管理、検索及
び統合するシステム(以下「空間情報システム」という。)を新たに開発し、公
益デジタルプラットフォーム運営事業者が運用・保守する場合は、IPA が発行す
る「4次元時空間情報基盤アーキテクチャガイドライン」の考え方に沿う形で
「空間 ID」を共通識別子として開発を行うことを基本とする。
また、各行政機関等が有する公的な情報提供を行うシステムと公益デジタルプ
ラットフォーム運営事業者(後述)が運用・保守する空間情報システムの連携に
当たっては、公益デジタルプラットフォーム運営事業者が各行政機関と連携して
空間 ID の変換機能の実装を行うことを基本とし、他の事業者も活用可能な方法で
空間情報の整備を行う。また、共通識別子の更なる展開によるデータ連携の効率
化のため、各行政機関等が有する公的な情報提供を行うシステムであって、空間
情報システムが連携しているものの改修を行う際には、空間 ID の有効性が確認さ
れた場合に、必要に応じて当該変換機能の実装を行うことを検討する。

3.3.2 節 データ連携システム
(定義)
運用及び管理を行う者が異なる複数のシステム連携を円滑に行うための効率的
なデータ流通、処理、利用等に関する機能(以下「データ流通機能」という。)
及び当該連携を行うために複数のシステムに共通して必要な機能(以下「連携サ
ービス機能」という。)を備えるシステムを「データ連携システム」と定義す
る。
(基本的な考え方)
データ連携システムの開発に当たっては、システムへの要求機能が肥大化し、
実装が進まない事態に陥らないよう、目的やユースケースを明確にし、業界団体
を含む関係者でオペレーションの整流化を合意した上で、簡易かつ実効的なシス
テムによって最小限の機能代替を実装することが望ましい。また、こうしたシス
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