【参考資料6】技術作業班における構成員提出資料 (65 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38564.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第4回 3/18)《厚生労働省》 |
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Kahn等はBiomedical Informaticsにおけるデータ品質評価に
関する既存のターミノロジーを単一化させ(unify)、調和された
DQAターミノロジーを整理・提案
Kahn M, Callahan T, Barnard J, et al. A Harmonized Data Quality
Assessment Terminology and Framework for the Secondary Use of
Electronic Health Record Data. EGEMS (Wash DC). 2016;4(1):1244.
doi: 10.13063/2327-9214.1244. eCollection 2016
調和されたDQAターミノロジー
3つのカテゴリ
◼ 適合性(Conformance)はデータの相互利用可能性
(Interoperability)に強く関連
◼ 完全性(Completeness)はRCTで前向きに収集されたデー
タに比べてRWDは低い
データ標準とデータ品質
•
データ・ベリフィケーションにおけるデータ品質、特に適合性
(Conformance)の観点においてデータ相互運用性のための
データ標準の重要性
•
データ・バリデーションのコンテクストからのデータ品質チェック
は重要であるが、データ・ベリフィケーションのコンテクスにおけ
るチェックに比べ、定義、実施とも複雑
Conformance (適合性)
データが以下に適合する度合い:
① あらかじめ定義された内的または外的なformatting制約への適
合 (値適合: Value Conformance)
② 構造的制約への適合
③ 既存の値に基づいて計算して導出された値の正確性 (計算適合:
Calculation Conformance)
Completeness (完全性)
データの存在が以下の2つの観点からアセスされること:
① 時間軸の一点 (Atemporal Completeness)
② 複数の時点 (Temporal Completeness)
Plausibility (質が合理的で真であるらしい度合い)
The quality of being reasonable and likely to be true :
信じるに足る程度が次のように評価(assess)されること:
① 論理的に制約された測定や分布、同一の事実についての独立な
複数の測定が一致すること (Atemporal Plausibility)
② 時間軸の属性や順序、測定値の状態遷移(Temporal Plausibility)
③ 重複する測定値、変数の値または記録の存在 (Uniqueness
Plausibility)
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