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【参考資料6】技術作業班における構成員提出資料 (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38564.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第4回 3/18)《厚生労働省》
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検体検査データの活用上の課題
◼ 検査データの単位は施設によバラバラ、表記にもかなりのばらつきがある。

(例) WBCの単位 x1000/μL、10S3/μL、×10S2/μl、×千/μL

なども

◼ 施設ごとの検査値の分布
- 長期の蓄積データでは途中の基準値の変更が把握できない。
- 基準値が揃っていても検査値の分布が施設で異なる場合もある。

- 多施設から収集される検体検査データの検査項目の表現にばらつきがある。
- 蓄積データからは、基準範囲(正常範囲)を把握できない場合がある。
◼ 定性値が標準化されておらず、検査値の表記揺れが大きい。
- 例えば尿蛋白(定性)は、病院により「±, 1+~ 3+」や「+1~+5」など
- データとしては、+-、±、(+1)、1+、(1+) 30、全角数字・記号等の様々なばらつきがある。
◼ 検体検査項目の識別上の課題
- 標準のJLAC10コードは、医療施設にほとんど普及していない。

- 割当が不完全であるので、DB上でJLAC10コードとローカルコードが混在する。
- JLAC10コードで完全に確定できない場合があるので、JLAC11コードへの移行を進めている。
- 検査項目の名称は施設により表記が異なる。
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