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【資料4】LIFE (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36519.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第232回 11/27)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(LIFE)④
<自立支援・重度化防止を重視した適切な評価の見直しについて>
◼ どのようなサービスに、どのようなアウトカム評価をしていくのか、慎重な検討が必要であるととも
に、評価の中には、プロセス評価項目も考えていく必要があるのではないか。

◼ アウトカム評価は、重要な視点であり、LIFEに蓄積されたデータを活用し、具体的な評価指標の設定、
評価方法を検討した上で、アウトカムを加算の算定要件に反映していくような仕組みを導入していく
ことも検討すべきではないか。
◼ アウトカム評価については、非常に難しい課題ではあるものの、自立支援・重度化防止を目指すとい
う観点から重要であり、介護サービス提供側及び利用者側の取組、また、それらの効果が適切に評価
できる項目については、引き続き検討が必要である。
◼ アウトカムの視点としては、現状、褥瘡や排泄の項目があるが、例えば褥瘡があって入所してきた方
の褥瘡を治癒させた際の評価や、尿道バルーンカテーテルをつけて入所してきた方がバルーンを離脱
できた際の評価等はない。これらは、まさに現場の努力で入所者のQOLを改善させたアウトカムであ
り、LIFEの項目を検討する際に踏まえるべきではないか。
◼ 蓄積されつつあるLIFEのデータをどのように使うかという観点だけでなく、より幅広い視点から介護
の質の向上を目指すことを検討する際に、どのような環境整備が必要なのか、どのような視点に基づ
いて取り組む必要があるのかということを検討すべきではないか。

◼ 重度化防止を目的とすると、そのインセンティブには、LIFEに関わる報酬は、あまり効率的ではない。
重度化防止を推進するのであれば、目的や位置づけ、そして、それに合わせた基本報酬の在り方と、
介護の質の向上という観点から幅広く見直すことが必要ではないか。

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