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【資料4】LIFE (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36519.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第232回 11/27)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(LIFE)①
※ 第217回以降の介護給付費分科会で頂いた
ご意見について事務局において整理したもの

<科学的介護の推進に向けた入力項目の見直し及びフィードバックの充実について>
◼ LIFEの導入について、利用者の自立度を数値化し、職員一人一人のケアの視点をそろえる等の成果
がある一方、データ入力に追われ、フィードバックをPDCAにどう活用するのか等、先が見えないこ
とへの不安が大きくなっているのが現状である。LIFEの活用方法について、好事例の共有等を進め
ていくことが大切である。
◼ LIFEの入力項目について、各加算の様式にADLや病名など、重複する項目があるため、入力項目の
重複の解消や、システムの使いやすさの向上について検討すべきではないか。

◼ LIFE関連加算の算定要件における評価期間が加算によって様々であるため、評価期間を誤りやすく、
データ入力回数も増えるため、評価月やケア計画の見直し期間を、例えば6か月間にそろえる等の見
直しをすべきではないか。
◼ LIFEの活用の推進を図っていく上でも、入力作業の簡略化、さらなる負担軽減を図っていく必要が
あるのではないか。

◼ LIFEの活用の視点も重要であり、フィードバックのさらなる充実や、活用事例や評価方法等も同時
に提供するなどの方策も検討すべきではないか。
◼ 規制改革実施計画において言及されている、フィードバック内容の改善と入力負担の軽減に限らず、
LIFE全体を俯瞰して、どのような点を改善すべきか、十分な検討が必要である。


入力負担が、まだまだ取り除かれていないというところもある一方で、資料によると、例えば、収
集した情報を利用してサービス計画を立てる、また、提供サービスを見直すといったことが難しいと
いう意見が約35%の事業所から上がっており、一番重要なところが、なかなか手が届いていないと
いう現状がある。こうした現場の声を踏まえ、より良い形でのエビデンスの集積に努めるべきではな
いか。
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