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【資料4】LIFE (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36519.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第232回 11/27)《厚生労働省》
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論点①

科学的介護の推進に向けた入力項目の見直し及びフィードバックの充実について

論点①


令和3年度介護報酬改定において、LIFEを活用した介護事業所におけるPDCAサイクル推進に向け
て、LIFEへのデータ提出等を要件とする加算を創設したところ。



LIFEについては、複数の加算で同様の項目を重複して入力が必要であることや同一の項目であるに
もかかわらず加算によって評価方法が異なるものがあるなど、入力負担に係る課題が指摘されている。



LIFEへのデータ提出頻度について、加算ごとに規定されているため、複数の加算を算定する場合に
事業所におけるデータ提出頻度の管理が煩雑となっている。また、同一の利用者が複数の加算を算定
する際、加算ごとにデータ提出のタイミングを管理する必要があり、こうしたことも入力負担に係る
課題として指摘されている。



LIFEに提出されたデータを基に、事業所別及び利用者別にフィードバックを行っているところだが、
全国集計値だけではなく、地域別等のより詳細な層別化など、フィードバックの充実が求められてい
る。



また、介護情報を介護事業所等の関係者間で電子的に共有する介護情報基盤の整備に向けて、共有
する情報の具体的な範囲等について検討が進められているところであるが、LIFEについては共有する
情報の1つとして想定されている。



LIFEを活用したPDCAサイクルを一層推進するため、介護情報の電子的な共有を見据え、質の高い
フィードバックに資する情報を収集しつつ、入力負担や入力頻度、フィードバックの充実等の課題に
ついて、どのような対応が考えられるか。
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