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(3)参考資料 (48 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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資料Ⅴ-4-1

少子化の影響と教職員定数

○ 少子化の進展により、平成元年度以降、児童生徒数は約40%減少しているが、教職員定数は児童生徒数の減少ほどには減
少していない。この結果、令和4年度における実際の教職員定数は、児童生徒数当たりの教職員定数が平成元年度と同じだった
と想定した場合の教職員定数より約20万人分多くなっている(充実している)。
○ 日本は諸外国に比べ学級規模が大きいとの指摘があるが、教員1人当たりの児童生徒数は主要先進国の平均よりも手厚く
なっている(日本は1クラス当たりの担任外教員数が多い)。経年で比較しても、この傾向が進んでいる。
◆学級規模(国公立小中学校)の国際比較(2019年)

◆教職員定数(公立小中学校)と児童生徒数の推移
(児童生徒数:万人)

(教職員定数:万人)

76万人(=教職員2.0人:児童生徒40人)

1,600

80

1,400

(教職員3.0人:児童生徒40人=)
69万人 70

1,200

60

35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0

9万人

1,000

25.0

50

● 47万人

800

40

600

20.0

児童生徒数当た
り教職員数が平
30 成元年度と同じ
割合とした場合
の教職員定数
20

うち特別支援学校・学級に通う児童生徒数
の増加による教職員定数の増
(文部科学省調べ)

400

27.2

15.0

0

10

平 2

3

4

5

6

7

8

9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 令 2









(出所)令和4年度学校基本統計等を基に財務省で作成

3

4

25.1
22.3

23.9
20.9

アメリカ

イギリス

フランス

ドイツ

19.9
15.9
12.9

26.3

23.7

G5平均

15.2 15.2

16.2

18.8
14.5

左:小学校
右:中学校

17.0

15.1

14.3

12.9

10.0
5.0
0.0
アメリカ

イギリス

フランス

ドイツ

G5平均

◆日本における教員1人当たり児童生徒数の経年比較

0

(年度)

27.2
24.6

◆教員1人当たり児童生徒数の国際比較(2019年)

日本
200

26.0
20.9

日本

22万人

左:小学校
右:中学校

31.9

2001年

2005年

2013年

2019年

20.6人
16.6人

19.4人
15.1人

17.4人
13.9人

15.9人
12.9人

(平成13年) (平成17年) (平成25年) (令和元年)

小学校
中学校

(出所)各年度Education at a Glance(OECD)等を基に財務省で作成

2001年
⇒2019年
▲22.8%
▲22.3%