よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(3)参考資料 (46 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料Ⅴ-3-5

農村における農地の在り方

○ 農業生産活動が、農産物の供給に加え、防災や環境保全、景観、文化といった「多面的機能」を発揮していることを踏まえ、農地
等の維持管理活動への支援(多面的機能支払交付金)や生産条件の不利補正(中山間地域等直接支払交付金)が行われ
ており、営農が必要な農地については、効率化等を図りつつ、引き続き草刈り・泥上げ・水路補修等を支援。
○ 他方、営農の継続が難しいと考えられる農地については、例えば放牧や植林など、粗放的利用により低コストでの管理を支援する最
適土地利用総合対策の活用を促す。このほか、農泊・農業体験、捕獲した鳥獣のジビエへの活用などの支援策の活用も考えられる。
営農が必要な農地の維持管理支援
●多面的機能支払交付金

【R5予算額:487億円、対策期間:R元年~R5年】
農地維持のための草刈りや泥上げ(うち約250億円)、水路・農道等
の補修、地域活動(地域住民との交流・農業由来の祭り等)に対して支


営農継続が難しい農地の粗放的利用
地域での話し合いにより土地利用の将来像を策定し、営農を続けて
守るべき農地、粗放的利用(放牧、植林等)を行って低コストで維持管
理する農地等を区分していく取組を実施。

※対象は全国の耕地面積の53%

●中山間地域等直接支払交付金

【R5予算額:261億円、対策期間:R2年~R6年】
中山間地域等で営農を継続するための生産条件の不利の補正(予
算の約半分は農家個人に農地面積に応じ支払)や集落の共同活動(草
刈り、泥上げ等)に対して支援
※対象は全国の中山間地域の耕地面積の40%

【放牧】

【水路の泥上げ】

【計画的な植林】

●最適土地利用総合対策

【R5予算額:農山漁村振興交付金 91億円の内数】
⇒土地利用構想の策定支援、粗放的利用実証への支援等を実施。
農泊

【農地の草刈り】

【蜜源作物の作付け】

農業体験

捕獲した鳥獣の
ジビエへの活用

【地域住民との交流】

(出所)農林水産省