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(3)参考資料 (47 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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【参考】農地維持による多面的機能の効果に関する試算

資料Ⅴ-3-6

「多面的機能の維持・発揮に係る本(多面的機能支払)交付金の取組による効果の試算について」(令和4年3月16日 農林水産省資料)

●洪水や土砂災害の防止などの効果:計239億円~358億円/年
※ 下記の「保健休養・やすらぎ効果」を除くと、多面的機能支払交付金
(R5年度:487億円)の予算額を下回る。
※ 化学肥料・農薬による水質・土壌汚染といった環境負荷等のマイナス
効果が考慮されていない。

●環境保全による保健休養・やすらぎ効果:1兆7,000億円/年
※ 多面的機能の効果全体のうち大宗(約98%)は、この「保健休養・や
すらぎ効果」が占める。
※ 下記試算の詳細のとおり、全旅行者数の約1/4がレクリエーション目的
での農村地域への旅行と試算されている。
A.宿泊を伴う旅行
①レクリエーション目的の延べ旅行者数(宿泊)=17,173万人
②農村地域への旅行者の割合=農村地域への旅行者数(農泊) ÷総人口=68,343千人
÷125,200千人=0.55
③農泊のうちレクリエーション目的の割合=0.49
④1人1回当たりの消費額(宿泊)(レクリエーション目的)=約60,995円/年
⑤交付金による農村環境保全率 =直接支払の認定農用地面積÷全国の耕地面積 = 2,042千
ha/4,372千ha = 0.467
B.日帰り旅行
①レクリエーション目的の延べ旅行者数(日帰)=19,635万人
④1人1回当たりの消費額(日帰)(レクリエーション目的)=約16,870円/年
②、③、⑤同上

試算額の合計:1兆7,239億円~1兆7,358億円/年

保健休養・やすらぎ効果 =(①×②×③×④)× ⑤
=(A:28,229億円+B:8,295億円)×0.467
≒ 約1兆7,000億円/年