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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26922.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第33回 7/22)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(1)「オミクロン株対応ワクチン」の開発状況

ICMRAにおける議論について(2022年6月30日)
ICMRAにおいては、各国の規制当局が、オミクロン株対応ワクチンを導入することに合意している。


ICMRA(International Coalition of Medicines Regulatory Authorities); 薬事規制当局による自発的・ハイレベルな支援組織。
加盟メンバーは日、米、仏、独、伊、EU、加、豪、NZ、中国、韓国等。

新型コロナウイルス変異株に関するワークショップ(抄、仮訳)



現在認められているCOVID-19ワクチンは、特に追加接種後において、重篤な疾病及び死亡に対する保護を提供す
るため、初回接種及び追加接種に対して依然として推奨される、という合意があった。



mRNAワクチンにオミクロン株(BA.1)が組みこまれた試験用ワクチンによる新たな臨床データと、オミクロン株
とその亜系統が引き続き優勢であることから、予防効果を増強する(理想的にはより長く維持する)ためには、現在
認められているワクチンの改良版にはオミクロン株が含められるべきである。



オミクロン系統の流行が拡大していることから、すでに使用されているワクチンの改良版としては、これまで懸念
された変異株(VOC)や現在のオミクロン株、さらに2022年冬期(北半球)に生じる可能性のあるオミクロン系統に
対して交差中和活性の向上を提供する可能性のある、オミクロン株とオリジナル株を含む二価ワクチンが推奨される。



最初の推奨は追加接種に限られる可能性がある一方で、さらなるデータにより、将来的には、改良されたワクチン
が初回接種にも使用できるようになる可能性がある。



地域間で異なるタイプの株が流行する可能性は排除されないため、ワクチンに組み入れられる変異株の選定に関し、
一定の地域的な柔軟性を要する可能性がある。

※ 予防接種室による仮訳。英文は参考資料を参照
1 International Coalition of Medicines Regulatory Authorities, 2022. International Coalition of Medicines Regulatory Authorities SARS-CoV-2 Variant Workshop
https://icmra.info/drupal/en/covid-19/30june2022 [Accessed July 14, 2022].

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