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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26922.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第33回 7/22)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(1)「オミクロン株対応ワクチン」の開発状況

モデルナ社「オミクロン株(BA.1)対応ワクチン」の免疫原性について
モデルナ社は、 2022年6月28日のFDA諮問委員会において、第2期追加接種において2価ワクチン(mRNA1273.214:武漢株+オミクロン株[BA.1])の中和抗体価は武漢株対応ワクチン(mRNA-1273)と比較して、オミクロ
ン株に対して優越性、武漢株に対して非劣性を示した、と報告している。
モデルナ社試験(FDA報告資料1)

武漢株対応ワクチンと2価ワクチンの中和抗体価

研究内容:2022年2月18日-2022年3月23日の期間中、米国23施
設において実施され、3か月以上前までにmRNA-1273の初回接種、
第1期追加接種を行った18歳以上の者を対象とした。第2期追加接種に
おいて、mRNA-1273 50μgに対するmRNA-1273.214 50μgの免疫
原性と安全性、反応原性を分析した非ランダム化非盲検試験。
結果:mRNA-1273(武漢株)(感染歴なし)367例、mRNA1273.214(武漢株+オミクロン株[BA.1])(感染歴なし)428例が解析さ
れた。
オミクロン株(BA.1)に対する接種28日後のGMR※1は1.75[95%CI
1.49-2.04]であった。

武漢株に対する接種28日後のGMR※1は1.22[95%CI 1.08-1.37]であった。

オミクロン株(BA.4/5)に対する中和抗体価上昇

オミクロン株(BA.4/5)に対する接種29日後のGMFR※2は5.44[95%CI
5.01-5.92]であった。

※1 幾何平均比(Geometric Mean Ratio)
※2 幾何平均上昇倍率(Geometric mean fold rise)
1 FDA, 2022. Vaccines and Related Biological Products Advisory Committee June 28, 2022. Meeting materials https://www.fda.gov/advisory-committees/advisory-committeecalendar/vaccines-and-related-biological-products-advisory-committee-june-28-2022-meeting-announcement [Accessed July 4, 2022].

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