よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究 報告書(別冊) (40 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/resources/research/other/iryocyosa
出典情報 医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究(4/28)《こども家庭庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3-2 調査結果
平成 28 年度から令和 7 年度までに厚生労働省が発表した、医師、歯科医師、看護師、保健師
及び助産師(以下、
「医療従事者」という。
)に関する行政処分事例を対象に調査を行った。この
内、性被害に関する行政処分は 743 件であった。
また、本稿では、
「強制わいせつ致傷」や「強制わいせつ」等のわいせつ行為に関する罪名が付
された事例、並びに盗撮やのぞき、痴漢的行為、卑猥な言動等、性的羞恥心を著しく害する行為
が該当する「迷惑行為防止条例違反」、
「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関
する条例違反」等が付された事例を、
「性被害に関する行政処分」と定義する。
調査の結果、性被害に関する行政処分は、毎年度の行政処分全体の中で1~4割程度(年平均
で約2割)の比重を占める状況が続いていた。
性被害に関する行政処分を医療従事者別にみると、
「医師」が最も多かった。医療機関内で発生
した事例では、
「看護師」及び「歯科医師」の処分が多く、「医師」については医療機関外で発生
した事例が多い傾向がみられた。
医療従事者の年代は「30 代」及び「40 代」が多かったが、
「看護師」では、
「20 代」及び「30
代」が多かった。
被害者の年代は、医療機関内で発生した事例では「20 代」や「30 代」等の成人がほとんどであ
り、一部「60 代」や「70 代」等の高齢者層も確認された。一方、医療機関外で発生した事例で
は、未成年が約4割と、非常に多かった。
罪名については、強制わいせつや児童ポルノ、条例違反に係る事例が多く、
「患者」が被害者と
なった事例でも、強制わいせつ・準強制わいせつ関連が多かった。
医療機関内で発生した事例の発生場所は「病室」が最も多く、次いで「診察台又は診察室」が
多かった。
次項より、医療機関における性被害の発生状況に関する詳細を示す。

40