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「厚生科学健康危機管理センターと多分野連携体制の推進のための研究」令和4~7 年度成果物報告書(研究代表者:久保 達彦)[4.2MB] (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69348.html
出典情報 災害時の保健・医療・福祉分野の連携強化検討会(第2回 1/26)《厚生労働省》
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2. 運営の手順
4)オペレーション・テンポ(業務手順と時間管理)

参考事例・ポイント等

⚫ 本部運営の流れの計画化
本部間の情報連携が、統制のとれた健康危機対応を実現する。各本部は、上位下位の関係本
部との情報連携を組み込んだタイムスケジュールを関係会議サイクルとして設定する。

参考事例

「ミーティング」を業務の始点及び終点とし、調整本部会議に向けて情報収集や報告資料の
作成、関係調整等を進める。

都道府県を例にすると、健康危機対策本部の全体及び各部⾨のオペレーション・テン
ポは、次のように整理できる。本部全体が同じスケジュールで活動することで、全本部
や部⾨を統合調整する。

表2-9:1⽇のタイムスケジュールの一例(都道府県)
時間

取組内容

8:00

• 本部要員交代

8:30

• ミーティング(活動方針の確認)

11:00

• 調整本部会議(県)

13:00

• 国との連絡会議

14:00

• 災害対策本部会議(政治的リーダーシップへの報告)

15:00

• 記者会⾒

17:00

• 地域との連絡会議(現状分析と活動方針の⽴案)

20:00

• 本部要員交代(活動方針の精緻化と資料作成)

オペレーション・テンポの例

表2-10:1⽇のタイムスケジュールの一例(地域)
時間

取組内容

8:00

• 本部要員交代

8:30

• ミーティング(活動方針の確認)

10:00

• 地域調整本部会議

11:00

• 調整本部会議(県)

14:00

• 災害対策本部会議(政治的リーダーシップへの報告)

16:00

• ミーティング(現状分析と活動方針の⽴案)

17:00

• 県との連絡会議

20:00

• 本部要員交代(活動方針の精緻化と資料作成)

図2-4:オペレーション・テンポのイメージ

⚫ 調整会議・連絡会議等のアジェンダ・資料作成
会議では、業務の進捗状況や実施している対策について報告し、直⾯している課題や
問題点を共有することで、解決策や今後の方針を検討、決定する。政治的リーダーシッ
プへの報告は、短時間で危機事象の概略、課題、活動方針がわかるように、報告資料を
作成することが求められる。なお会議の開催、資料作成にあたっては、次の事項に考慮
する。

⚫ 会議の設定
階層をまたぐ会議(市町村ー都道府県、都道府県ー国、等)は開催時刻、報告内容を決めて
おくことが重要である。危機発生直後は1⽇1〜2回、状況が落ち着くにつれて数⽇に1回の頻
度を基本とする。会議の種類は、⼤・中・1対1対応があり、各会議を次のとおり実施する。

<考慮すべき事項>
✓ 会議開催にあたって、定時開催、短時間(1時間以内)、現場に過度な情報を求め
ないこと、時点報告であること、議事録に細かな記載を求めないことを通じて、効
率的、効果的に実施することが重要である。
✓ 調整本部会議は報告、連絡会議は検討を目的とするなど、情報共有や意思決定等、
それぞれの会議の目的を明確にし、また構成員等を設定する。

表2-11:会議の種類と内容
種類

主な内容

ミーティング

内部での活動方針の確認、現状分析と活動方針の⽴案

調整本部会議

本部内の全体会議

災害対策本部会議

政治的リーダーシップへの報告

連絡会議

上位本部等との連携会議

✓ 統一的な資料作成を心掛け、共有フォルダ等を利用し、資料収集の効率化を図る。
✓ 会議とは別に、朝ミーティングを開催することで、担当者間の情報共有を密に⾏う
ことも重要である。

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