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「厚生科学健康危機管理センターと多分野連携体制の推進のための研究」令和4~7 年度成果物報告書(研究代表者:久保 達彦)[4.2MB] (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69348.html
出典情報 災害時の保健・医療・福祉分野の連携強化検討会(第2回 1/26)《厚生労働省》
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2. 運営の手順
⚫ 通信手段

参考事例・ポイント等

本部の連絡手段として、複数の通信手段を確保し活用する。
①電話等
緊急的な連絡や、確実に情報を伝達する必要がある場合には、電話等を使用する。
• 固定電話や携帯電話:災害時に輻輳しやすいため出来るだけ災害時有線回線を準備する
• 防災⾏政無線、衛星携帯電話等:平時の通信環境が使えない場合の衛星通信回線を平時
から整備、または災害時に設置することは有用である。衛星電話は可搬性や利便性を特
徴とした衛星携帯電話や、⼤容量データ通信を実現する⾼速衛星通信局など、特徴や目
的にあった通信機器が望ましい。
• 複数の電話回線:外部へ電話番号を公開できる受信専用回線と、電話番号を公開しない
発信専用回線を明確に区別して運用することが原則となる。回線数は受信専用が3〜5
回線、発信専用が1〜3回線数設置することが望ましい。

参考事例
参考事例

本部に必要な電話回線数と高速衛星通信

平成28年熊本地震や、平成29年度⼤規模地震時医療活動訓練において、都道府県DMAT
が使用した電話回線は、次のとおりである。
○ 平成28年熊本地震の事例 ※4⽉17⽇時点
【熊本県DMAT調整本部で使用した電話回線数】
発信専用:3回線(一般携帯電話、県庁固定電話)
受信専用:3回線(一般携帯電話、県庁固定電話)
連絡係:2〜3名
※活動拠点本部…3か所

②電⼦メール・FAX等
指⽰・指揮の際や、伝達事項を記録しておく必要がある場合には、電⼦メール・FAXを
使用する。本部代表アドレス以外に、他本部と連携するために各部⾨ごとにメールアドレ
スを追加することもある。

○ 平成29年度⼤規模地震時医療活動訓練の事例
【⼤阪府DMAT調整本部での電話回線数】
発信専用:4回線(BGAN、ワイドスターⅡ等)

③トランシーバーなど短距離連絡
本部内部⾨間やスタッフ間の情報通信としては、通信キャリアの回線を使用しないとト
ランシーバーなどを準備しておく。

受信専用:4回線(BGAN、ワイドスターⅡ等)
連絡係:2〜3名
※1活動拠点本部…6か所、
SCU本部…1か所

④データ通信、⾼速衛星通信
⾼度化する情報システムや多数のファイル共有、WEB会議など本部でのデータ通信能⼒
は年々⼤きく求められている。バックアップ回線も含め整備することが肝要である。
近年においては1本部で100MB以上のデータ通信能⼒が望ましい。理由としては各本
部の部⾨構成を出来るだけ統一されて、機能班単位で情報共有する仕組みが必要だからで
ある。能登半島地震にて多数導⼊されたSTARLINKなど、⾼速衛星通信は近年の本部機能
に不可⽋である。

※2ドクヘリ調整部2回線除く

〇本部間の連携に必要な機能班単位の情報共有の例

(『厚生労働省DMAT事務局資料』)

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