都道府県との意見交換会２回目（令和７年11月）医師偏在対策関係
【医師偏在指標について】
○ 性年齢別の労働時間比はスケジュールの都合上以前のデータを使わざるを得ないことは理解するが、現場の実態
と乖離している可能性があることに留意が必要。
○ 医師少数県以外は、現在の医師数が目標医師数を超えている状態だが、従前の目標医師数の設定の考え方を維持
するとされている。医師少数県以外における目標医師数の設定の意義、目標を明確に示した方がよい。

【医師少数区域等の設定について】
○ 医師少数スポットの設定について、一部の都道府県では二次医療圏をほぼ丸ごと少数スポットに設定している所
があるが、国のガイドラインの趣旨を周知すべき。
○ 高齢化医師が多く、数年後に医師少数区域になる可能性がある所については配慮が必要。
○ 地域医療構想において、特に人口が少ない区域は積極的に統合や広域化を図るようにすすめられているが、統合
すると医師が不足している地域が見えにくくなるのではないか。少数スポットを設定することが基本的な考え方と思
うが、必要に応じて統合前の二次医療圏における指標を継続して使用することも検討すべきではないか。

【医師偏在是正プラン（重点医師偏在対策支援区域）について】
○ 医師手当事業について、なぜ保険者が拠出するのか、診療報酬との兼ね合い等を丁寧に説明してほしい。
○ 医師偏在是正プランの策定にあたり、保険者協議会で協議することとなっているが、負担が大きいため、保険者
協議会で協議を行うのは、保険者からの拠出が求められている医師手当事業に限る等の検討をしてほしい。
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