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資料2 医師確保計画の見直し等について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67046.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第8回 12/12)《厚生労働省》
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第7回検討会における主なご意見②
【医師偏在是正プラン(重点医師偏在対策支援区域)について】
○ 候補区域において医療機関の整備状況に差がある中で、優先して支援を行う対象医療機関の決定について明確な考え方を示して欲し
い。
○ 優先的に支援する医療機関については保険者にもわかりやすい形でデータ・考え方を示して欲しい。保険者協議会が適切に関与でき
る形にして欲しい。


派遣元にインセンティブが入る仕組みがあれば、急性期拠点病院からの医師派遣も進むのではないか。

【医師少数区域等の勤務経験を求める管理者要件について】
○ 病院長のなり手が少ない所で断る理由になるなど、逆インセンティブになり得る。臨床研修病院などで指導医をしていることなどを
必須の6か月の中に入れて要件を少しでも弱めることを期待していた。要件をぜひ緩和してほしい。
○ 少数区域に派遣される医師は、修学資金を貸与された医師や自治医科大学の卒業生などと限られている。一方、病院の管理者として
は、知識と経験だけでなく、多職種を束ねるリーダーシップ、経営的な知識、将来の方向を決める総合判断力など全人的な要素が必要と
思われ、この要件で縛りつけていくと、限られた人からしか管理者を選べなくなり、危険ではないか。
○ 医育機関・臨床研修指定病院での指導医経験についてもカウントすると記載されているが、管理者になるための条件はこのような
(指導医経験などの)部分で判断されている以上、慎重によく考えて記載して欲しい。若い医師は病院長になりたくないので少数区域に
は行かないということもあり得るのではないか。


地方の病院の管理者になってもらうときに、逆にこの縛りが足かせになってしまうのではないか。

○ 若い医師が専門的な医療について集中的に経験を積める貴重な時間を犠牲にしてしまうのではないか。病院長になる際に逆インセン
ティブになるのではないか。

【医師確保の取り組みについて】
○ 地域医療対策協議会の開催回数、議題の量・質にはばらつきがあるのが現状。各都道府県が活性化した議論を行えるよう、財政・人
材面で支援して欲しい。

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