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薬-2参考 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66593.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第242回 12/3)《厚生労働省》
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1.(5)イノベーションの推進に向けた長期収載品の薬価の更なる適正化
論 点

※11月19日までの本部会における主な意見をまとめたもの

• これまでの議論を踏まえ、イノベーションの推進に向けて、長期収載品に依存するビジネスモデルからの脱却を促進する観点から、
安定供給にも配慮した上で、長期収載品の薬価の更なる適正化を⾏うことについてどう考えるか。

これまでの主な意見
• 姿勢には賛同するが、医薬品が現場に届かなくなるようでは本末転倒である。医薬品の安定供給への配慮、後発品への置換えが困難な
長期収載品について慎重な議論が必要であること、後発品が普及し長期収載品が撤退する場合には、製薬企業が保有している有効性や
安全性に関する情報の承継が必要になることなど、患者への治療にも影響するところであるため、薬価制度に限らずしっかりと対応し
ていただきたい。
• イノベーションを推進するために、長期収載品に依存させないような薬価制度にしていくことに関しては問題ない。ただし、安定供給
に配慮することと算定時における加算等、イノベーションの評価とセットで進めていかなければならない。
• 安定供給に支障をきたすことがないように配慮する必要がある。
• 「イノベーションの推進に向けて」と記載があることを踏まえ、適正化によって得られる財源は新薬のイノベーションの推進に振り分
けていくことが重要。
• 長期収載品依存から、より高い創薬力を持つものへ転換する方向性に異論はないが、G2は、後発品への置換えが困難であり、市場か
らの退場が困難な長期収載品が適用されていもののため、患者への影響については見ていく必要がある。

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