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総-1医療機器及び臨床検査の保険適用について (11 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65759.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第626回 11/12)《厚生労働省》 |
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製品概要
1 販売名
軟骨修復材
モチジェル
2 希望企業 持田製薬株式会社
本品は、膝の3cm2以下又は肘の1.5 cm2以下の軟骨欠損面積を有する関節軟骨
3 使用目的 損傷(外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎。ただし、変形性関節症を除く)
の修復の補助及び修復された軟骨による臨床症状の緩和を目的とする。
製品特徴
出典:企業提出資料
•
本品は、アルギン酸ナトリウムを成分としており、軟骨欠損部に埋植後
に局所幹細胞が軟骨細胞へ分化するために適した3次元的足場を形成する。
骨髄刺激法と併用することで軟骨修復が期待でき、単回かつ関節鏡視下の
手術でも移植が可能である。
•
本品は、軟骨損傷に対する既存治療の位置付けを踏まえ、軟骨部の欠損
面積が肘は1以上1.5cm2以下、膝は1以上3cm2以下の軟骨損傷患者の中で、
自家骨軟骨移植術(以下、「MP」という。)が困難な患者や小児患者に
対して使用することが想定されている。今後、日本スポーツ整形外科学会
より、臨床上の位置付け、実施医師、施設要件等を含めた適正使用指針が
発出される予定である。
4 構造・原
理
臨床上の有用性
•
本品の治験においては、外傷性軟骨損傷症又は離断性骨軟骨炎による
関節軟骨損傷を有する患者(軟骨損傷面積が1cm2以上4cm2未満)を対
象とし、肘8例(平均年齢13.8歳)、膝21例(平均年齢39.6歳)が登
録された。
•
肘については、全解析集団におけるTimmerman/Andrews Elbowス
コア(平均値[両側95%信頼区間])は、術後72週時で199.4[197.9
~200.9]であり、術後72週時における信頼区間の下限値が閾値を上
回ったため、本治療法はMPと同程度の性能を有すると推察された。
•
膝については、全解析集団におけるIKDC (Internation Knee
Documentation Committee)スコア変化量(平均値[両側95%信頼区
間])は、術後72週時で37.56[28.49~46.62]であり、信頼区間の
下限を上回っており、本治療法はMPと同程度の性能を有すると推察さ
れた。
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1 販売名
軟骨修復材
モチジェル
2 希望企業 持田製薬株式会社
本品は、膝の3cm2以下又は肘の1.5 cm2以下の軟骨欠損面積を有する関節軟骨
3 使用目的 損傷(外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎。ただし、変形性関節症を除く)
の修復の補助及び修復された軟骨による臨床症状の緩和を目的とする。
製品特徴
出典:企業提出資料
•
本品は、アルギン酸ナトリウムを成分としており、軟骨欠損部に埋植後
に局所幹細胞が軟骨細胞へ分化するために適した3次元的足場を形成する。
骨髄刺激法と併用することで軟骨修復が期待でき、単回かつ関節鏡視下の
手術でも移植が可能である。
•
本品は、軟骨損傷に対する既存治療の位置付けを踏まえ、軟骨部の欠損
面積が肘は1以上1.5cm2以下、膝は1以上3cm2以下の軟骨損傷患者の中で、
自家骨軟骨移植術(以下、「MP」という。)が困難な患者や小児患者に
対して使用することが想定されている。今後、日本スポーツ整形外科学会
より、臨床上の位置付け、実施医師、施設要件等を含めた適正使用指針が
発出される予定である。
4 構造・原
理
臨床上の有用性
•
本品の治験においては、外傷性軟骨損傷症又は離断性骨軟骨炎による
関節軟骨損傷を有する患者(軟骨損傷面積が1cm2以上4cm2未満)を対
象とし、肘8例(平均年齢13.8歳)、膝21例(平均年齢39.6歳)が登
録された。
•
肘については、全解析集団におけるTimmerman/Andrews Elbowス
コア(平均値[両側95%信頼区間])は、術後72週時で199.4[197.9
~200.9]であり、術後72週時における信頼区間の下限値が閾値を上
回ったため、本治療法はMPと同程度の性能を有すると推察された。
•
膝については、全解析集団におけるIKDC (Internation Knee
Documentation Committee)スコア変化量(平均値[両側95%信頼区
間])は、術後72週時で37.56[28.49~46.62]であり、信頼区間の
下限を上回っており、本治療法はMPと同程度の性能を有すると推察さ
れた。
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