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費-1費用対効果評価制度の見直しに関する検討(その2) (19 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64502.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第73回 10/15)《厚生労働省》 |
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(5)ICERの不確実性について(不確実性を踏まえた対応)
業界意見
○ 業界意見陳述において、以下の通り、ICERは不確実性をともなっており、総合的な評価を行う必要があ
るのではないか等の意見があった。
ICERと閾値の数値的乖離のみで価格調整の妥当性を判断するのではなく、医薬品の多様な価値要素の
評価と制度全体のバランスを踏まえた検討が必要である。
分析結果の不確実性を考慮した評価方法・意思決定とすべき
臨床的、社会的、経済的および倫理的な観点からの総合的評価
費用対効果の分析結果は不確実であることを考慮し、費用対効果のみで価値を評価しない
制度拡大の議論をする前に、業界が指摘している分析や運用の課題は改善されるべきである。(総合
的評価では不確実性の高いICERの値だけでなく、臨床や統計の専門家の意見を含む複数の要素を考慮
すべきである。)
ICERは不確実性を伴うため、1つのICERの値で意思決定することはリスクを伴う。
複数のシナリオやICERの値以外の要素を加味して、総合的に意思決定する仕組みを検討いただきたい。
不確実を伴うICERの基準値を用いて、価格調整率を機械的に決定するのは日本だけである。
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業界意見
○ 業界意見陳述において、以下の通り、ICERは不確実性をともなっており、総合的な評価を行う必要があ
るのではないか等の意見があった。
ICERと閾値の数値的乖離のみで価格調整の妥当性を判断するのではなく、医薬品の多様な価値要素の
評価と制度全体のバランスを踏まえた検討が必要である。
分析結果の不確実性を考慮した評価方法・意思決定とすべき
臨床的、社会的、経済的および倫理的な観点からの総合的評価
費用対効果の分析結果は不確実であることを考慮し、費用対効果のみで価値を評価しない
制度拡大の議論をする前に、業界が指摘している分析や運用の課題は改善されるべきである。(総合
的評価では不確実性の高いICERの値だけでなく、臨床や統計の専門家の意見を含む複数の要素を考慮
すべきである。)
ICERは不確実性を伴うため、1つのICERの値で意思決定することはリスクを伴う。
複数のシナリオやICERの値以外の要素を加味して、総合的に意思決定する仕組みを検討いただきたい。
不確実を伴うICERの基準値を用いて、価格調整率を機械的に決定するのは日本だけである。
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