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費-1費用対効果評価制度の見直しに関する検討(その2) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64502.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第73回 10/15)《厚生労働省》
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(3)介護費用の取扱いについて
レケンビの事例における介護費用の取扱いの議論




レケンビの費用対効果評価について、費用対効果評価専門組織は、『レケンビに対する費用対効果評価について』(令和5
年12月13日中央社会保険医療協議会総会)に従って、「公的医療・介護の立場」の分析結果を含む、総合的評価案を中医協
総会に提出した。
分析を通じて、事前に指摘されていた課題に加え、以下の技術的・学術的課題が明らかになった。
介護費用については、アルツハイマー病の病態の推移、要介護度別介護費用、重症度別の要介護度などからの推計にと
どまる。
「介護負担の軽減により生じるQALY」の計算方法については、学術的に確立されたコンセンサスは、現時点では存在
しない。



レケンビにおける費用対効果評価においては、上記のような課題があることも踏まえ、基本としている「公的医療の立場」
ではなく「公的医療・介護の立場」を採用すべきとはいえないことから、「公的医療の立場」の費用対効果評価結果に基づく
価格調整の改定薬価を採用した。

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