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入ー1 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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(包括期の入院医療を担う病院の機能に関する指標について)(P59~63)
○ 高齢者救急や在宅医療等の後方支援を担う観点から、指標の候補として、救
急搬送受入件数、下り搬送等受入件数、当該病棟への直接の入院や緊急入院、
在宅患者緊急入院診療加算や協力対象施設入所者入院加算の算定回数、介護保
険施設等連携往診加算の算定回数等があげられた。
○ 各指標候補の算定回数や件数は、施設によってばらつきがあり、一定程度の
幅で分布していた。
○ 地域包括ケア病棟における自宅からの入院の割合や緊急入院の割合は、急性
期病棟の有無や施設により大きくばらついていた。
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の患者像について)(P64~69)
○ 各入院料を算定する病棟における年齢階級別分布を比較すると、地域包括医
療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較して 70 歳以上
の高齢者の割合が多く、地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の年齢分布には
大きな差はなかった。
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て要支援~要介護のいずれの区分の割合も多かった。地域包括医療病棟と地域
包括ケア病棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症を有する患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病
棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲa(認知症による症状のため、介護を必要
とする)以上の患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟
では大きな差はなかった。
○ 地域包括医療病棟では、急性期一般4~6と比較して、医師による診察(処
置、判断含む)の頻度・必要性が高い患者の割合が多く、急性期一般2~3と
類似の分布であった。地域包括ケア病棟では、医師による診察(処置、判断含
む)の頻度・必要性はこれらの病棟より少ない患者の割合が多かった。一方、
看護師による直接の看護提供は、地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟におい
て、急性期一般4~6と比較して頻回に必要とする患者の割合が多かった。
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の医療資源投入量について)
(P70~81)
○ 地域包括医療病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
る)は、上位から順にその他の感染症(真菌を除く。)、肺炎等、誤嚥性肺炎、
体液量減少症、股関節・大腿近位の骨折、腎臓又は尿路の感染症、胸椎・腰椎
以下骨折損傷、小腸大腸の良性疾患、脳梗塞、体温異常等であった。


地域包括ケア病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
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