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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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診 調 組
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診療情報・指標等作業グループからの最終報告について
概要
○診療情報・指標等作業グループ(以下、
「WG」という。)については、これまで5
回にわたり議論を行っており(令和7年7月3日の検討状況の報告以降、7月 29
日、8月 26 日に議論を実施)、これまでの議論について下記のとおりとりまとめ
る。
検討内容(概要)
1.急性期の指標について
○ 急性期の機能に関する指標として、急性期の入院医療を対象としている DPC 制
度、急性期の拠点的な機能を評価する総合入院体制加算や急性期充実体制加算の
評価指標を踏まえ、救急搬送受入件数と地域シェア率(当該医療機関の年間救急
搬送受入件数/所属二次医療圏内の全医療機関の合計救急搬送受入件数)、全身麻
酔手術件数等について、二次医療圏人口等に着目した検討を行った。
○ 20 万人未満の二次医療圏等においては、救急搬送受入件数が多くなく、総合入
院体制加算等で評価されていないものの、地域シェア率が高い病院があった。
○ 人口規模の小さい医療圏では地域シェア率のような考え方を指標として検討す
べきという意見や、一方でシェア率は二次医療圏の再編等の影響を受けるため、
慎重な検討が必要という意見、都市部と過疎地域で使うべき指標やその評価は異
なるのではないかという意見があった。
○ 拠点的な機能をどう整備するかという話にもつながるため、総合入院体制加算
と急性期充実体制加算を合わせて整理したり、両加算で異なる実績要件について
統一してはどうかという意見があった。
○ 総合入院体制加算と急性期充実体制加算について、人口が少ない地域の要件緩
和等が必要ではないか、その際、圏域の設定として、人口の少ない地域をどのよ
うに線引きするか検討が必要ではないかという意見があった。
2.高齢者の入院に関する指標について
○ 新設された地域包括医療病棟について、高齢者の救急入院を担う観点から、疾患
別、予定入院・緊急入院別、手術の有無別の医療資源投入量の分析や、在院日数や
ADL等のアウトカム指標の分析を行い、高齢者の入院医療を評価する指標につ
いて検討を行った。
○ 内科系疾患は包括される包括内の出来高点数が相対的に高く、請求点数には反
映されにくい傾向にあった。内科系疾患は救急搬送からの入院や緊急入院の割合
が高く、手術を行わない緊急入院はその他と比べ医療資源投入量が高かった。
○ 在院日数は高齢、転院転棟を除く直接入院、入院初日のADLが低い、入院初日
のB項目点数が高い等の場合に長い傾向にあった。
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診療情報・指標等作業グループからの最終報告について
概要
○診療情報・指標等作業グループ(以下、
「WG」という。)については、これまで5
回にわたり議論を行っており(令和7年7月3日の検討状況の報告以降、7月 29
日、8月 26 日に議論を実施)、これまでの議論について下記のとおりとりまとめ
る。
検討内容(概要)
1.急性期の指標について
○ 急性期の機能に関する指標として、急性期の入院医療を対象としている DPC 制
度、急性期の拠点的な機能を評価する総合入院体制加算や急性期充実体制加算の
評価指標を踏まえ、救急搬送受入件数と地域シェア率(当該医療機関の年間救急
搬送受入件数/所属二次医療圏内の全医療機関の合計救急搬送受入件数)、全身麻
酔手術件数等について、二次医療圏人口等に着目した検討を行った。
○ 20 万人未満の二次医療圏等においては、救急搬送受入件数が多くなく、総合入
院体制加算等で評価されていないものの、地域シェア率が高い病院があった。
○ 人口規模の小さい医療圏では地域シェア率のような考え方を指標として検討す
べきという意見や、一方でシェア率は二次医療圏の再編等の影響を受けるため、
慎重な検討が必要という意見、都市部と過疎地域で使うべき指標やその評価は異
なるのではないかという意見があった。
○ 拠点的な機能をどう整備するかという話にもつながるため、総合入院体制加算
と急性期充実体制加算を合わせて整理したり、両加算で異なる実績要件について
統一してはどうかという意見があった。
○ 総合入院体制加算と急性期充実体制加算について、人口が少ない地域の要件緩
和等が必要ではないか、その際、圏域の設定として、人口の少ない地域をどのよ
うに線引きするか検討が必要ではないかという意見があった。
2.高齢者の入院に関する指標について
○ 新設された地域包括医療病棟について、高齢者の救急入院を担う観点から、疾患
別、予定入院・緊急入院別、手術の有無別の医療資源投入量の分析や、在院日数や
ADL等のアウトカム指標の分析を行い、高齢者の入院医療を評価する指標につ
いて検討を行った。
○ 内科系疾患は包括される包括内の出来高点数が相対的に高く、請求点数には反
映されにくい傾向にあった。内科系疾患は救急搬送からの入院や緊急入院の割合
が高く、手術を行わない緊急入院はその他と比べ医療資源投入量が高かった。
○ 在院日数は高齢、転院転棟を除く直接入院、入院初日のADLが低い、入院初日
のB項目点数が高い等の場合に長い傾向にあった。
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