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入ー1 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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急性期の指標として、夜間深夜の救急受入を評価したほうが良いのではない
かとの意見があった。

(二次医療圏ごとの評価について)
○ 二次医療圏の人口と救急搬送受入件数、全身麻酔手術、という三軸の指標で
あり、それらの関係性を分かりやすく示すことが必要との意見があった。
○ 人口規模が小さい医療圏では、シェア率のような考え方を指標として用いる
ことも考えられるのではないかとの意見があった。
○ 救急等については、二次医療圏とは別に圏域を設定している場合があり、人
口規模、重症患者の搬送など地域の特性に応じた視点が必要ではないかとの意
見があった。
○ シェア率を考える場合は、近接地域からの流入に留意したうえで議論すべき
であり、流入を含めたシェア率は高いが当該地域におけるシェア率は低いとい
ったことがありえるため、指標においては流入をどのように取り扱っているか
明確にすべきではないかとの意見があった。
○ シェア率は、二次医療圏の再編によって大きく変わるため、一つの目安には
なるが、評価に使用するには難しい点もあるのではないかとの指摘があった。
○ 集約化すべき部分もあると思うため、小さな医療圏なら基準が甘くてよいと
いう考え方にならないよう、注意して指標を検討する必要があるとの意見があ
った。
○ 都市部と過疎地域で使うべき指標やその評価は異なるのではないかとの意
見があった。
(総合入院体制加算・急性期充実体制加算の実績について)
○総合入院体制加算と急性期充実体制加算に救急 2000 件や手術 1200 件といっ
た区分があり、特に人口の少ない地域では、総合入院体制加算の2、3を取る
ことで、地域の中で急性期医療をしっかりと支えていけるため、こういった基
準があることに意味があるのではないかとの意見があった。
○総合入院体制加算と急性期充実体制加算で、心臓血管外科手術の対象の手術が
異なっていることや、腹腔鏡下手術は両方の加算の対象となっている一方、胸
腔鏡下手術は総合入院体制加算の対象となっていないことについて、あえて分
ける必要はないのではないかとの意見があった。
○心臓血管手術だけではなく、異常分娩 50 件と正常分娩 100 件の違いについて
も、異常分娩を 50 件実施しているところは、通常、正常分娩も 100 件実施し
ているとの意見があった。
○総合入院体制加算と急性期充実体制加算はもともとは異なる加算であるが、新
たな地域医療構想における医療機関機能を踏まえ、両加算を併せて1~5に振
り分ける・整備する検討も必要ではないかとの意見があった。
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