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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》 |
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○
地域包括医療病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
る)は、上位から順にその他の感染症(真菌を除く。)、肺炎等、誤嚥性肺炎、
体液量減少症、股関節・大腿近位の骨折、腎臓又は尿路の感染症、胸椎・腰椎
以下骨折損傷、小腸大腸の良性疾患、脳梗塞、体温異常等であった。(P52)
○ 地域包括ケア病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
る)は、上位から順に白内障・水晶体の疾患、胸椎・腰椎以下骨折損傷、肺炎
等、股関節・大腿近位の骨折、心不全、小腸大腸の良性疾患、誤嚥性肺炎、腎
臓又は尿路の感染症、体液料減少症等であった。(P53)
○ 地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の入院患者数上位 30 疾患を比較する
と、多くが一致していた。両病棟とも、上位 30 疾患の入院患者数が、期間中
の全入院患者数の 60%程度を占めていた。また、上位 50 疾患では 80%程度を
占めていた。(P54)
○ 地域包括医療病棟において、一定以上の患者数がいる疾患について包括内の
診療行為等を出来高換算した場合の点数を調べると、5000 点を超える疾患は
28 疾患あり、点数順に誤嚥性肺炎、股関節・大腿近位の骨折、脳梗塞、肺炎等、
間質性肺炎等で、患者数が多い疾患が多く含まれていた。「請求点数/包括さ
れる点数の出来高換算点数」の比は、股関節・大腿近位の骨折、胸椎・腰椎以
下圧迫骨折、椎間板変性・ヘルニア、前立腺肥大症等、脊柱管狭窄症、筋拘縮・
萎縮(その他)等では 10 を超えていた。肺炎等、外科系の手術や処置等を行
わない疾患では、これらの疾患と比較して比が小さい傾向にあった。(P55、
56)
○ 地域包括ケア病棟における、患者数が上位 50 位までの疾患の「請求点数/
包括される点数の出来高換算点数」の比は、地域包括医療病棟と比較してばら
つきが少なかった。(P57、58)
○ 地域包括ケア病棟における、1日あたり請求点数と 1 日あたり包括される点
数の出来高換算点数の散布図をみると、多くの疾患が 1 カ所に集中しており、
概ね入院基本料+包括内の出来高点数と請求点数が一致していた。一方、白内
障、鼠径ヘルニア、小腸大腸の良性疾患といった短期滞在手術等基本料3の対
象となっている疾患においては、短期滞在手術等基本料3を算定した場合と比
較してもその請求点数が高かった。(P59、60)
② 分析結果に関する主な意見
(地域包括医療病棟の届出状況について)
○ 地域包括医療病棟が、どのような病棟から転棟されたかや、急性期一般や地
域包括ケア病棟以外の病棟との併設の状況も踏まえて、指標の分析をしたほう
が良いのではないか。
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の患者像について)
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地域包括医療病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
る)は、上位から順にその他の感染症(真菌を除く。)、肺炎等、誤嚥性肺炎、
体液量減少症、股関節・大腿近位の骨折、腎臓又は尿路の感染症、胸椎・腰椎
以下骨折損傷、小腸大腸の良性疾患、脳梗塞、体温異常等であった。(P52)
○ 地域包括ケア病棟における入院患者数の上位 30 疾患(DPC6桁名称によ
る)は、上位から順に白内障・水晶体の疾患、胸椎・腰椎以下骨折損傷、肺炎
等、股関節・大腿近位の骨折、心不全、小腸大腸の良性疾患、誤嚥性肺炎、腎
臓又は尿路の感染症、体液料減少症等であった。(P53)
○ 地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の入院患者数上位 30 疾患を比較する
と、多くが一致していた。両病棟とも、上位 30 疾患の入院患者数が、期間中
の全入院患者数の 60%程度を占めていた。また、上位 50 疾患では 80%程度を
占めていた。(P54)
○ 地域包括医療病棟において、一定以上の患者数がいる疾患について包括内の
診療行為等を出来高換算した場合の点数を調べると、5000 点を超える疾患は
28 疾患あり、点数順に誤嚥性肺炎、股関節・大腿近位の骨折、脳梗塞、肺炎等、
間質性肺炎等で、患者数が多い疾患が多く含まれていた。「請求点数/包括さ
れる点数の出来高換算点数」の比は、股関節・大腿近位の骨折、胸椎・腰椎以
下圧迫骨折、椎間板変性・ヘルニア、前立腺肥大症等、脊柱管狭窄症、筋拘縮・
萎縮(その他)等では 10 を超えていた。肺炎等、外科系の手術や処置等を行
わない疾患では、これらの疾患と比較して比が小さい傾向にあった。(P55、
56)
○ 地域包括ケア病棟における、患者数が上位 50 位までの疾患の「請求点数/
包括される点数の出来高換算点数」の比は、地域包括医療病棟と比較してばら
つきが少なかった。(P57、58)
○ 地域包括ケア病棟における、1日あたり請求点数と 1 日あたり包括される点
数の出来高換算点数の散布図をみると、多くの疾患が 1 カ所に集中しており、
概ね入院基本料+包括内の出来高点数と請求点数が一致していた。一方、白内
障、鼠径ヘルニア、小腸大腸の良性疾患といった短期滞在手術等基本料3の対
象となっている疾患においては、短期滞在手術等基本料3を算定した場合と比
較してもその請求点数が高かった。(P59、60)
② 分析結果に関する主な意見
(地域包括医療病棟の届出状況について)
○ 地域包括医療病棟が、どのような病棟から転棟されたかや、急性期一般や地
域包括ケア病棟以外の病棟との併設の状況も踏まえて、指標の分析をしたほう
が良いのではないか。
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の患者像について)
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