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入ー2 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》
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ことも考えられるのではないか。
○ シェア率は、どの範囲で検討するかに注意が必要ではないか。二次医療圏が
中心になるとは思うが、医療計画の中で5疾病・6事業に関しては、必ずしも
二次医療圏と一致しない圏域をつくっても良いことになっており、そうした別
圏域も考慮したうえで考えていく必要があるのではないか。
○ 救急等については、二次医療圏とは別に圏域を設定している場合があり、人
口規模、重症患者の搬送など地域の特性に応じた視点が必要ではないか。
○ シェア率を考える場合は、近接地域からの流入に留意したうえで議論すべき
であり、指標においては流入をどのように取り扱っているか明確にすべきでは
ないか。流入を含めたシェア率は高いが当該地域におけるシェア率は低いとい
ったことがありえる。
○ シェア率は、二次医療圏の再編によって大きく変わるため、一つの目安には
なるが、評価に使用するには難しい点もあるのではないか。
○ 集約化すべき部分もあると思うため、小さな医療圏なら基準が甘くてよいと
いう考え方にならないよう、注意して指標を検討する必要がある。
○ 人口規模 20 万人未満でも過疎地とは言えないところもあり、地域の実情に
応じた検討が必要ではないか。
○ 都市部と過疎地域で使うべき指標やその評価は異なるのではないか。
(特殊な病院について)
○ こども病院は産科も備えており、母胎が入院ないし搬送後にそのまま児のケ
アを行うので、救急搬送は少ない。総合入院体制加算や急性期充実体制加算は
取れず、急性期一般入院料1でもないと思うが、実態としてその分野の急性期
病院としての役割は果たしており、こうした病院の評価の指標は別に考えるべ
きではないか。
○ 新たな地域医療構想のとりまとめにおいて、アクセスに留意する、という書
き方がなされているので、離島だけでなく半島など、アクセスの悪い地域全般
について考慮すべきではないか。
③ 今後の分析について
○ これまで示された救急搬送件数や地域シェア率、手術件数等の急性期機能に
関する評価指標について、それぞれの指標やその組み合わせの区分ごとに、ど
の程度の医療機関が該当の急性期機能を果たしているか、人口の少ない医療圏
等に着目しながら分析してはどうか。

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