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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》 |
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2. 高齢者の入院に関する指標について
(1) 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟について
① 分析結果
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の届出状況について)
○ 2024 年9月の DPC データの様式3における各入院料の届出状況について、
地域包括医療病棟 67 施設、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料はのべ
2,783 施設であり、いずれも約3分の2が同じ医療機関で急性期一般入院料も
届け出ていた。(P43)
○ 地域包括医療病棟を算定する施設における急性期一般入院料を算定する病
棟、地域包括ケア病棟の併設状況は、いずれもなしが5施設、急性期一般入院
料が 44 施設、地域包括ケア病棟又は入院医療管理料を算定する病棟が併設さ
れているのが 50 施設、両方が併設されている病棟が 32 施設であった。
(P44)
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の患者像)
○ 各入院料を算定する病棟における年齢階級別分布を比較すると、地域包括医
療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較して 70 歳以上
の高齢者の割合が多く、地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の年齢分布には
大きな差はなかった。(P46)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て要支援~要介護のいずれの区分の割合も多かった。地域包括医療病棟と地域
包括ケア病棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。(P47)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症を有する患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病
棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。(P48)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲa(認知症による症状のため、介護を必要
とする)以上の患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟
では大きな差はなかった。(P49)
○ 地域包括医療病棟では、急性期一般4~6と比較して、医師による診察(処
置、判断含む)の頻度・必要性が高い患者の割合が多く、急性期一般2~3と
類似の分布であった。地域包括ケア病棟では、医師による診察(処置、判断含
む)の頻度・必要性はこれらの病棟より少ない患者の割合が多かった。一方、
看護師による直接の看護提供は、地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟におい
て、急性期一般4~6と比較して頻回に必要とする患者の割合が多かった。
(P
50)
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の医療資源投入量)
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(1) 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟について
① 分析結果
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の届出状況について)
○ 2024 年9月の DPC データの様式3における各入院料の届出状況について、
地域包括医療病棟 67 施設、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料はのべ
2,783 施設であり、いずれも約3分の2が同じ医療機関で急性期一般入院料も
届け出ていた。(P43)
○ 地域包括医療病棟を算定する施設における急性期一般入院料を算定する病
棟、地域包括ケア病棟の併設状況は、いずれもなしが5施設、急性期一般入院
料が 44 施設、地域包括ケア病棟又は入院医療管理料を算定する病棟が併設さ
れているのが 50 施設、両方が併設されている病棟が 32 施設であった。
(P44)
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の患者像)
○ 各入院料を算定する病棟における年齢階級別分布を比較すると、地域包括医
療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較して 70 歳以上
の高齢者の割合が多く、地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の年齢分布には
大きな差はなかった。(P46)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て要支援~要介護のいずれの区分の割合も多かった。地域包括医療病棟と地域
包括ケア病棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。(P47)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症を有する患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病
棟では、要介護度の分布に大きな差はなかった。(P48)
○ 地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟では急性期一般入院料4~6と比較し
て認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲa(認知症による症状のため、介護を必要
とする)以上の患者の割合が多かった。地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟
では大きな差はなかった。(P49)
○ 地域包括医療病棟では、急性期一般4~6と比較して、医師による診察(処
置、判断含む)の頻度・必要性が高い患者の割合が多く、急性期一般2~3と
類似の分布であった。地域包括ケア病棟では、医師による診察(処置、判断含
む)の頻度・必要性はこれらの病棟より少ない患者の割合が多かった。一方、
看護師による直接の看護提供は、地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟におい
て、急性期一般4~6と比較して頻回に必要とする患者の割合が多かった。
(P
50)
(地域包括医療病棟・地域包括ケア病棟の医療資源投入量)
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