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入ー2 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》
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る医療機関があった。これらの医療機関では急性期充実体制や総合入院体制加
算は算定されていなかった。(P33、34)
○ 各二次医療圏における最大救急搬送件数受入のある病院について、救急搬送
件数と地域シェア率の分布を見ると、ほぼ全ての 20 万人未満医療圏において、
当該病院が地域の救急搬送の 1/4 以上をカバーしていた。(P35)
○ 各二次医療圏における最大救急搬送件数受入のある病院について、救急搬送
件数と地域シェア率の分布を見ると、救急搬送件数がそれほど多くない病院で
あっても、地域の救急搬送の半数以上をカバーする病院があり、こうした病院
は、加算で評価されていない病院も多い。(P36)
(離島、こども病院など特殊な類型における急性期の機能の分析)
○ 有人離島からなる二次医療圏における病院では、その他の医療圏と比較して、
救急搬送受入件数が少なく、年間 3000 件を超えるような病院はなかった。
(P
38)


こども病院では、救急搬送受入件数と全身麻酔手術件数の分布について、同
じ救急搬送件数を受けている一般病院と比較して、手術件数が多い傾向にあり、
急性期充実体制加算の対象となる手術も一定程度実施されていた。また、こど
も病院で救急搬送の地域シェア率が1/4を超えるような医療機関はなかっ
た。(P39-41)

② 分析結果に関する主な意見
(急性期の病院の機能について)
○ 病院単位の機能に着目した指標として何が適切か考えていく必要がある。
○ 急性期の機能として、
「新たな地域医療構想のとりまとめ」の「急性期拠点」
の機能を想定して指標をみているが、具体的にどの程度の病院を想定している
かのすりあわせが必要。二次医療圏に1つあるようなイメージなのか。
○ 急性期充実体制加算も総合入院体制加算も届け出ておらず、DPC標準病院
群として基礎係数がついているのはどのような病院なのか調査してはどうか。
○ 救急搬送 4000 台以上あれば、多くの病院が加算をとっているというデータ
だと思うが、逆に加算をとっていない医療機関の状況を調査してはどうか。
○ 急性期の指標として、夜間深夜の救急受入を評価したほうが良いのではない
か。夜間の受入をしていない急性期一般入院料1の病院における宿日直許可の
状況を調査してはどうか。
(二次医療圏ごとの評価について)
○ 二次医療圏の人口と救急搬送受入件数、全身麻酔手術、という三軸の指標で
あり、それらの関係性を分かりやすく示すことが必要。


人口規模が小さい医療圏では、シェア率のような考え方を指標として用いる
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