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入ー2 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》
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点を要介護度別にみると、いずれの時点でも要介護度との高い相関がみられ、
特に要介護4~5においては、入院時から退院時にかけてB得点の変化がほと
んどみられなかった。(P90~91)
○ 令和6年度診療報酬改定では、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評
価項目の見直しに伴い、該当患者割合の基準に見直しを行った。B項目は基準
から除外するが、当該評価票を用いて評価を行っていることが要件となった。
(P92)
(内科系疾患におけるA項目・C項目について)
○ 急性期一般入院料1において、外科系症例(C項目C15~20、C23 のいずれ
かに入院中該当した症例)と比較し、内科系症例(それ以外の症例)では、A
得点2点以上、3点以上となる該当割合はいずれも低かった。急性期一般入院
料2~6、地域包括ケア病棟のA得点1点以上においても同じ結果であった。
(P98、100、102)


内科症例の中でも、肺炎等、尿路感染症、その他の感染症(いずれもDPC
6桁名称)においては、急性期一般入院料1~6において、A項目の基準該当
割合が内科症例全体に比較して低かった。一方、地域包括ケア病棟におけるA
得点1点以上の割合は内科症例全体よりも高かった。(P103~105)
○ 急性期一般入院料1~6のいずれにおいても、内科症例のほうが外科症例と
比較してB得点3点以上の割合は高かった。また、感染症の症例において、内
科症例と比較してB得点3点以上の割合はさらに高かった。
(P99、101、106)
○ 急性期一般入院料1の病棟において、入院からの日数とA得点の状況を分析
すると、入院 2 日目以降、A点数 1 点以上~5 点以上のいずれにおいても、外
科症例(※)のほうが内科症例に比べて割合が高かった。
(※以降の分析では、
手術に係るKコードを入院中に算定した症例を外科症例と定義した。)地域包
括医療病棟でも同様の傾向であった。(P107、110)
○ 急性期一般入院料1の病棟における内科症例で割合が高いA項目の下位項
目は、A2 呼吸ケア、A6_6 免疫抑制剤、A7 緊急入院等であった。一方、地域包
括医療病棟における内科症例で割合が高いのは A2 呼吸ケア、A7 緊急入院であ
った。A2 呼吸ケアは、その差が急性期一般入院料1の病棟と比べて大きかっ
た。A6_6 免疫抑制剤は、急性期一般入院料に比べ、全体的な使用頻度が少な
く、外科系症例との差が目立たなくなっていた。 (P108、111)
○ 検査や画像診断に係る包括内の出来高換算点数が一定以上である割合をみ
ると、急性期一般入院料1の病棟と地域包括医療病棟のいずれにおいても、入
院4日目以降、検査について内科症例がわずかに高くなる傾向であり、入院9
日目からは再び外科系症例の該当割合が高くなっていた。画像検査については、
入院2日目以降、概ね一貫して外科系症例における該当割合が高かった。(P
109、112)
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