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4 生活環境 (13 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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の一環として、令和7年1月に第2回「歩行空

含む。
)の整備、⑨歩車分離式信号の整備の推

間 DX 研究会シンポジウム」を開催した。

第2章

より青信号の延長を可能とする高度化 PICS を

示の整備、⑪信号灯器の LED 化等の対策を実

(キ)訪日外国人旅行者の受入環境整備

施した。

訪日外国人旅行者の移動円滑化を図るため、
旅客施設における段差の解消等の取組を支援

(オ)道路交通環境の整備

した。

高齢者等が安心して自動車を運転し外出でき
るよう、生活道路における交通規制の見直し、



建築物・公共施設等のバリアフリー化

付加車線の整備、道路照明の増設、道路標識・

バリアフリー法に基づく認定を受けた優良な

道路標示の高輝度化、信号灯器の LED 化、
「道

建築物(認定特定建築物)等のうち一定のもの

の駅」における優先駐車スペース、高齢運転者

の整備及び不特定多数の者が利用し、又は主と

等専用駐車区間の整備等の対策を実施した。

して高齢者・障害者等が利用する既存建築物の

令和6年度高齢社会対策の実施の状況

進、⑩見やすく分かりやすい道路標識・道路標

バリアフリー改修工事に対して支援措置を講ず
ることにより、高齢者・障害者等が円滑に移動

国民一人一人がバリアフリーについての理解

等できる建築物の整備を促進している。

を深めるとともに、高齢者、障害者等の困難を

窓口業務を行う官署が入居する官庁施設につ

自らの問題として認識し、自然に快くサポート

いて、バリアフリー法に基づく建築物移動等円

できるよう、高齢者、障害者等の介助体験・擬

滑化誘導基準に規定された整備水準の確保等に

似体験等を内容とする「バリアフリー教室」の

より、高齢者を始め全ての人が、安全に、安心

開催や、目の不自由な方への声かけや列車内で

して、円滑かつ快適に利用できる施設を目指し

の利用者のマナー向上を図る「声かけ・サポー

た整備を推進している。

第2節 分野別の施策の実施の状況

(カ)バリアフリーのためのソフト面の取組

ト運動」といった啓発活動等、ソフト面での取

社会資本整備総合交付金等の活用によって、

組を推進している。また、高齢者や障害者等に

誰もが安心して利用できる都市公園の整備を推

対する交通事業者による統一された一定水準の

進するとともに、バリアフリー法に基づく基準

接遇を確保するため、「公共交通事業者に向け

等により、公園施設のバリアフリー化を推進し

た接遇ガイドライン」
(令和6年3月)及び「接

ている。
また、訪日外国人旅行者が安心して旅行でき

遇研修モデルプログラム」(令和6年3月)を
活用した研修実施の推進を図っている。

る環境を整備するため、訪日外国人旅行者の来

高齢者や障害者等も含め、誰もが自律的に安

訪が多い又は来訪の増加が見込まれる市区町村

心して移動できる包摂社会の実現に向け、デー

において、観光スポット等における段差の解消

タ整備プラットフォームの試行開始のための実

等を支援した。

証を行ったほか、令和6年7月に歩行空間ネッ
トワークデータ整備仕様を改定し、バリアフ

(8)高齢期の特性に配慮した防災・防犯対策

リー施設等データ整備仕様の策定に向けた検討



も行った。また、施策普及のための広報の取組

防災施策の推進
病院、老人ホーム等の要配慮者利用施設を保
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